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武竜戦記
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武竜戦記 7

「くそ!竜魔を使うか」
「あの竜魔って何ですか?」
「竜魔は、竜笛に封印された竜人族の英雄の事よ」
「ジンお前も竜魔を召喚しろ。」
「十六夜あんたは召喚の仕方も知らない子に何言ってんの」「どうせ竜魔の召喚の仕方を教えるように長老に言われたんだかろよ教えてやれよ。」
「もう、そうやって人に任せようとする。」
「さっさと教えてやれよ時間が無いんだ。」
「もういいわ。ジン君召喚の仕方を教えるわよ。継承者は体に継承印って言うのが刻まれるのその継承印に魔力を込めて竜笛の名前を呼べばいいのわかった?」「来るぞ!早くしろ!」
「わかってるわよ。ジン君私たちが先に竜魔を召喚して動きを封じるから。」
「ミティカ俺も召喚しなきゃならないのか?」
「当たり前よ。」
「ちっ出てこい竜飛!」
「出てらっしゃい竜鳳!」
出てきたのは、忍者の様な服装をした竜騎人と翼のはえた竜騎人だった。(竜騎人とは、竜人族の英雄が竜を、守護する為に転生した姿の事だ。)
「いざちゃん久しぶり〜何で呼んでくれなかったの〜竜飛寂しかった〜」
「竜飛まとわりつくな」
「あっ鳳君もいたの〜」
「・・・」
「竜飛それぐらいにしてあげて竜鳳も困ってるから」
「竜飛お前は、前を見ろ!」
「魔物だね〜♪」
「じゃあさっさと戦闘態勢をとれ!」
「は〜い」
「漫才は、終わった?じゃあいくわよ竜鳳あいつの動きを封じて。」
「・・・(コクリ)」
竜鳳と呼ばれた忍者の様な服装の竜騎人は、頷くと服の袖から何本もの冷気を帯びた細く長い針のような物をタイラントオーガに投げつけたその針は、軌道を変えタイラントオーガの足下に突き刺さりタイラントオーガの体を凍りつかせ動きを封じた。

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