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武竜戦記
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武竜戦記 2

「わかりました。」こうしてジンの旅が始まったのだった。
ジンが森で竜将を吹いていたのには訳があった。
1週間前長老が用意してくれた旅費が底をついてしまったのだ。
そこで、お金を稼ぐ為近くの村の村長からモンスター討伐の依頼を受けている最中だからだ。
ジンが吹くメロディーは森の動物達を引き寄せていった。
その時大地が揺れ森の動物達逃げ出していった。
目当てのモンスターが現れたのだ!
グランドオーガ角の数で強さのわかるモンスターだ。
「1本角と2本角か小物だな。」
ジンは竜将を回した。竜将は、回る度にあるメロディーを刻んでいた。
ジンは鋼の刀身の剣を取り出した。
これが、竜剣・竜牙だ。
「我が力糧にその真の姿を示せ竜剣・竜牙!」ジンはそう言うと竜将を回すのを止め剣の柄に竜将を当てた。
そうすると銀色をした刃が現れた。
「てやぁぁぁぁぁ」銀色の閃光が走り2匹のグランドオーガの首がその体から離れていた。
「やっぱ小物は小物か。でも、けちだよな角1本につき1000リアロだなんて。」
その時、森の動物達と鳥達が一斉に逃げ出していった。
さっきの揺れよりも大きな揺れだった。「ヒューこいつは、大物だ。1、2、3、4、5本角か赤色の角もあるなこいつらの親玉か。」
その時、グランドオーガの振り上げた腕がジン目掛けて振り下ろされた。
「おっと危ねえな」ジンは間一髪でグランドオーガの攻撃をよけた。

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