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Step up!
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Step up! 10

 
 二人は家に帰った。
「明日から宿題とか出るのかな…」
「さあ…」
「なんだか、どっと疲れたなぁ。」
「今日、お祝いしてもらえるんだよね、セージ!」
「そうだね。」
「ご飯出来たわよ〜!」
「は〜い!」
二人は台所へ向かった。
「わぁ、美味しそう!」
「二人の好きなものばかりを用意したのよ。そろそろパパが帰って来るわね。」
その時、玄関が開く音がした。
「ただいま〜。」
父が帰って来た。
「お帰りなさい!」
「セージ、カレン。ほら、ケーキ買ってきたよ。」
「やった〜!」
「さあさあ、二人の入学祝いを始めましょう!」
テーブルに並べられたたくさんの料理。父が買って来たケーキ。ジュース。
「セージとカレンの高校入学を祝って、乾杯!」
「かんぱ〜い!」
料理は好きなものばかり。箸がどんどん進む。
「二人とも、また同じクラスかい?」
「うん!…おいし〜。」
食事に夢中だ。
「あの二人もそうでしょ、メアリーとマイケル。」
「そうだよ。…モグモグ…」
「ユウライさんが、魔法開発の先生なんだよ。」
「あら、そうなの!?」
「先生なのかぁ。」
両親が驚いている。
「模擬決闘で、見たことないような技を繰り出してて、すごかったよ!」
「けっこうスパルタっぽいけどね。」
模擬決闘のこと、ベンジャミンのこと、リナのこと、ユウライのこと…。さまざまな話をして、お祝いはお開きとなった。
「明日から授業ね。早めに寝なさい。」
「おやすみなさ〜い!」

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