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機動戦士ガンダムSEED Dα 閃光の少女
その他リレー小説 - 二次創作

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機動戦士ガンダムSEED Dα 閃光の少女 60

ここまで読み切れるのもモーガンは戦車隊を指揮した経験上全ての機動兵装に通じており連合軍はMA開発が途切れなかったのはMSはコーディネイターが開発したと言う事実がある、それ故にMAを未だに縋っているのだ……無論連合も独自でMS開発を進めるも芳しくなくオーブのモルゲンレーテ社参入をせざる得なかった。その頃だ……ザフトのバグゥに敗れ去ったのは……。
「ー隊長!!変形してます!ー」
フレイからの通話によりモーガンはハッとした、MAと思っていた未確認機体はガンダムの形状になったのだ。
「ー大佐……ー」
「わかっている……映像は全てミネルバに」
ドミニオンでも撃沈される、モーガンは言う。


アークエンジェルにも未確認MAの情報が届いた。明らかにドミニオンからであるがナタルの独断だ……。
「巨大化なんて」
「威圧感を考慮した……アルテミスの傘も確認出来るな」
ここまで巨大なら小型艦艇の核融合炉も搭載出来る筈、何よりもこの巨体になると母船もまた新たに建造する事になる。
「操作に関しても違法薬物によるパイロットが揃うのなら……」
バルトフェルトの言葉にキラもマユも言葉が出ない。コーディネーターはその目的で実用化されようとしていたが試作されたジョージ.グレーンが余りにも優秀で世間に夢を与えて実現してしまったのだ。
「ミネルバが戦闘行動に入る、艦長」
カガリの言葉にマリューは頷く。進路上にあるベルリンへの到達を遅らせる為に……。
映像を見ても分かる……これはベルリンを皮切りに欧州にある各主要都市を灰にするつもりだ。ユニウスセブン破片落下事件による被災都市もあるのに、ロゴスはここまでしても秘匿権利を守りたいのか……最早ナチュラル自身もコーディネイターを認めなけれは安寧な生活が無い事を痛感している。
「これよりロゴスに与する軍部隊を抑え込みます、総員戦闘配備」
「艦長、大洋州連合派遣軍とロゴス残党軍が戦闘開始」
ミリィの言葉に艦橋に緊張が走る、映像が届く……確か同行させているフリーフォトジャーナリストがMSを使っているらしく全世界に生配信しているのだ。
「新型機……」
マユは見慣れない機体にバルトフェルトは言う。
「大洋州の試作機だな……ザフトでのボツになった機体や行き場失った設計技師が大洋州に採用されている噂は聞いてはいたが」
ザフトの兵力は限られている、それ故に大洋州連合も国土防衛の為にも作戦行動に入る……ゼグを初めとする大洋州連合の国産MSが実戦投入されている映像が中継されている……。
「一機だけならまだ大丈夫だが……問題は下級氏族の何人かロゴスに加担している」
「えっ……」
「セイランを出し抜くためにな……ロンド家が動きたいのだが、色々と厄介な組織が動き始めている」
カガリが言うのは何時彼らがアークエンジェルに接触しても不思議ではないらしい、今はサハク家当主とアストレイ実用化に貢献したジャンク屋と傭兵らを中心に対応している。


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