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機動戦士ガンダムSEED DESTINY ANOTHER
その他リレー小説 - 二次創作

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY ANOTHER 9

「隊長とは幼馴染……強かったわね」

ルナマリアの言う通りに強い……最もシンと彼女がキラとの対峙した時にはZGMF−X10A フリーダムガンダムを使用していて手も足も出なかった。エンジェルダウン作戦に撃破したけどあの時は用意周到な下準備があって成功したと言える。暫くしてその後継機が出現してザフとグフ計12機を“瞬殺”した。プラントも一枚岩ではない……当時の議長に従わない“脱走兵”もいた、ユニウスセブンの残骸を地球に落とした連中もいる。ただ、キラの背後に居るのはシーゲル.クライン元議長の遺児であるラクス.クライン……プラントの歌姫と呼ばれた女性だ。彼女はザラ議長の暴走に心を痛めていた。そんな時にキラとの再会しフリーダムを託し、その後継機も託した。

「彼は忙しいからねぇ……プラントに戻るだけでも一騒ぎになるし」

「そっか」

あの戦争が終わってもブルーコスモスとロゴス残党、そしてナチュラル殲滅を掲げるコーディネイターとの争いは途絶える事もない……ザフト軍もオーブ軍もその争いを鎮圧する為に展開するのも珍しい事ではなかった。

「隊長・・・じゃ無くてアスランさん来てくれるかな?」

「分からないな・・・アスランもキラさんも忙しいから・・・」

「ラクス議長は?」

「ダメだって・・・残念がってたよ」

「そう・・・」

戦後プラントへと帰還したラクス・クラインはプラント最高評議会議長に就任し、以後六年の長きに亘って長期政権を築いている。
内政面ではデュランダル議長という旗頭を失った前政権を取り込み。
(元々デュランダル議長の政治基盤は、彼女の父であるシーゲル・クラインが作り上げた穏健派が中核だった為。デュランダル議長さえ排除できれば、彼女にとって取り込みは容易だったそうだ。《議長に従っていた多くの政治家も、彼のロゴスを打倒し、戦争を必要とするシステムを破壊する事には賛成だったが。デステニープランについては(?)正直良く分からないが議長が言っているのだから、とり合えず従おうという人間が多かったので、デュランダル議長が死んだ後も、その意思を継ごうという政治家は完無だった》)
外交ではオーブ連合首長国と同盟を締結し、先の戦争で弱体化した大西洋連合を牽制している。
そして彼女と共に戦ったキラ・ヤマトやアスラン・ザラといった人々は、有る者はオーブに。
また有る者はプラントに散って行き。
各地で頻発するテロや地域紛争の解決と、平和維持の為に戦い続けている。
「そう言えば、アスランとはしばらく会ってないな・・・」



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