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始まりの風は…(ネギま!)
その他リレー小説 - 二次創作

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始まりの風は…(ネギま!) 3

麻帆良学園中等部職員室
学生には休みはあっても先生には休みは無い。今、彼等は次の授業の準備等をしていた。
「−−ネギ先生」
「あ ハイ」
ネギに声をかけたのは指導教員のしずな先生だ。
「いかがですか実習の調子は…もう先生としてやっていけそーな感じですか?」「い、いえまだまだです」 「僕、クラスのみなさんより年下だからやっぱり子供扱いというか誰も相談とかには来てくれなくて…」「クスクス…まあ仕方ないですね」
そして話は自然とネギの隣に居る俺の話になる。
「橘先生はどうですか?」「いや、俺の方もな、イマイチだな恐れられるっーかなんつーか。」
「そうですか…」
「まぁ、あいつらに俺の過去を知られるよりマシだ。」 
ガラッ
「うわああ〜ん、センセーー!!」
「ネギ先生〜〜っ」
職員室のドアが開き、入って来たのは佐々木と和泉だしかもよくみると所々怪我しているし第一に泣いていた。
…どうでもいいが俺の事は無視ですか。一応君達の副担なんだが…
「こ…校内で暴行が…」
「見てくださいこのキズッ!!、助けてネギ先生っ」佐々木が手の傷を俺達に見せているが…やっぱり俺は無視ですかのけ者ですか。しかし暴行と聞いてははただじゃおかない。俺は仕事が有ったのでネギ坊主だけを先に行かせた。

・・・・・・・・・・・・ 
「暴行…ね…」
現場に着いた俺は一言呟くと大きなため息をもらした。
それもそのはず、現在、神楽坂と雪広が聖ウルスラ女子高の人達との間でネギ坊主を巡って大喧嘩(とはいっても口喧嘩だが)していたからだ。因みに周りの人達の証言はこうだ。
@、運動部四人組がバレーボールをしていたら強引に場所取りをしたらしい。
A、抵抗したが私刑になったらしい。(周りからみれば一方的な試合に見え、二人の怪我はその時のもの)
B、ネギ坊主が止めようとしたが揉みくちゃになった。
C、神楽坂と雪広が抗議し現在に至る。
つまり、あいつらが悪いのだがこのままだと本当の暴行になりかねない。
「(ホントはこんなことしたくないんだけどな。)」
そう思いつつ俺は足に力を込めた。
「全く、手間かけさせやがって。」そういいながら俺は神楽坂と雪広の制服の衿を掴んで持ち上げた。
「「た…橘先生…!?」」「女の子が取っ組み合いのケンカなんてみっともな…こら顔を殴るな!悪かったね高畑先生じゃなくて。」
…神楽坂に(多分)本気で殴られながらも俺はあいつらを説得した。
「君達も、俺の生徒が悪かったね。でも、中学生相手に悪口とはかなり大人気なかったと思うがな。」

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