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始まりの風は…(ネギま!)
その他リレー小説 - 二次創作

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始まりの風は…(ネギま!) 16

「お、おまえらー!ちょっとまてー!」今、まさに服を脱ごうとしていたのを止めたのは孝介だった。
「此処に!健全な男がいるのに服を脱ごうとするなー!」
…こうして孝介の理性とアスナの本能の口喧嘩が始まった…だが喧嘩はすぐに終息する。何故ならゴーレムがもう目と鼻の先まできていたからだ!
皆「あ…もう駄目かも…」と思っていたその時、なんとネギがエレベーターから降りた!
「僕が降ります!!みなさんは先に行って明日の期末を受けてください。・・・・・ゴーレムめっ!!僕が相手だっ」
そう言いながらゴーレムに立ち向かおうとするネギ、だが忘れてはいけない。今のネギは魔法がつかえない、つまりは頭が良いだけの非力な10歳の少年だということを………
ゴーレムの手がネギに襲い掛かろうとした瞬間、アスナがネギのパジャマの襟を引っ張った!その結果、ネギはエレベーターの中に逆戻り、ゴーレムの攻撃は空振りに終わった。
「あんたが先生になれるかどうかの期末試験でしょ?あんがいないまま試験受けてもしょーがないでしょーが。ガキのくせにカッコつけてもーバカなんだから!」
「え…でもこのままじゃ…あのゴーレムに…」
「それは…」
「こーすんだ!!」
そういいながら孝介がいつの間にか持っていた魔法の本をゴーレム目掛けてぶん投げた! 
本は緩やかな曲線を描き…見事にゴーレムの頭にぶつかった。
「フォ…ッ、フォ〜〜!?」
ぶつかった衝撃で(ゴーレムにとっては狭い)階段から足を踏み外し奈落の底に落ちていくゴーレム、その間、重量をクリアしたエレベーターは一階を目指していた。
その間、誰も孝介の事を責めなかった。

こうして、ようやく図書館島から脱出出来たバカレンジャー達、しかし期末テスト開始まであと15時間、あと15時間しか無いのだどうするバカレンジャー!?

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