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始まりの風は…(ネギま!)
その他リレー小説 - 二次創作

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始まりの風は…(ネギま!) 14

これには理由がある。
「俺が小学四年の時、京都に引越してな、あの事件があったあとこのかと仲良くなったんだけど…」
「だけど?」
「昔の俺、身長低くてさ別れるまで同年代だと思われてたんだよー!」
「…そ、そうだったんですか…」
なお『あの事件』については都合により省略した。
・・・・・・・・・・・
(side無し)
「何ですって!?2ーAが最下位脱出しないとネギ先生がクビに〜〜〜!?」
さてこちらは2ーA教室、桜子がつい口を滑らせたことで最終課題の事がクラス中に広がっていた。
「とにかくみなさんテストまでちゃんと勉強して最下位脱出ですわよ。そのへんの普段マジメにやってない方々も!!」
そういいながら学年平均500位ぐらいのメンバーに指を差し反駁怒鳴り付けるあやか、元々このクラスのほとんどがやる気が無かったり部活が忙しかったりでまともに予習、復習をしていなかったのだ。要するにきちんとやれば最下位脱出は可能なのだ。唯一つの問題を除いて、
「問題はアスナさん達5人組ですわね。とりあえずテストに出ていただいて0点さえ取らなければ…」
ドドドド…
バンッ!
「みんなー大変だよーネギ先生と橘先生とバカレンジャーが行方不明に…!」 
「え…」
ハルナとのどかから知らされた情報に一部のものは「やっぱりダメかも…!?」と思い、またあるものは絶望し、あるものはショックの余りシャーペンを折った。
・・・・・・・・・・・
さらに翌日…(テストまであと一日)
(Side孝介)
地底図書室の一角、無造作に並べてある本棚の前で俺は考えていた。この場所は余りにも都合が良すぎると、第一に八人分の食材が揃っていてキッチン、トイレつきなこと。第二に全教科のテキストがあることである。さらには長い間水に浸かっていたはずの本はそうとは思えないぐらい痛んで無かったこと、さらにこれまでの事を踏まえれば導き出される結論は一つだけだ。

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