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始まりの風は…(ネギま!)
その他リレー小説 - 二次創作

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始まりの風は…(ネギま!) 12

何故こんな所にこんな物が?全員がそんな思った矢先、
「フォフォフォ…、この本が欲しくば…わしの質問に答えるのじゃーフォフォフォ」
本の両側に立っていた石像が動き出し本への道を塞いだ!
全員が驚愕と恐怖の声を上げながら俺はというと、
………呆れていた………
そりゃそうだろう、そもそも動く石像[ゴーレム]を操るには自動制御と遠隔操作の二種類の操作方法が基本であり、遺跡等には罠としてゴーレムが存在する。
しかしそれは主に自動制御であり簡単な、決められた行動しか出来ない。
逆に遠隔操作なら自動制御より複雑な、滑らかな行動することが出来る。
しかし常時魔力を消費するためこういった罠には向かない。
ところがあのゴーレムは遠隔操作、それほどの魔法使いは俺の知るかぎり数えるほどしかいない、さらには某宇宙忍者のような声をだす人は一人しかいない。
「(…学園長…何やってんだよ…)」
あのゴーレムを動かしているのは、間違いなく学園長だ、恐らくバカレンジャー達に魔法の本の情報を流したのもそうだろう。
「――では第一問『DIFFICULT』日本語訳は?」
「ええー!?」
「何ソレー!?」
質問と言っておいて(自分達の嫌いな)問題がでた事に抗議の声を上げる一同…まあ無理もないか
「み、みんな落ち着いて!!大丈夫です!ちゃんと問題に答えればワナは解けるハズ! 落ち着いて『DIFFICULT』の訳をツイスターゲームの要領で踏むんです。」
いち早く状況を理解したネギ坊主が的確な指示を出した。しかし…
「ええーっ、そんなコト言っても」
「『ディ、ディフィコロト』って何だっけ、先生ーッ」
「教えたら失格しゃぞ。」
十点満点のテストで合格点ギリギリの六点の佐々木、更には五点以上取れない神楽坂、この二人が一番の重りなのは言うまでもない。
「いっ…EASYの反対ですよっ!えと『簡単じゃない』!!」
「ゲームとかではHARDって言うぞ」
「『む』」
長瀬が『む』を押し、
「『ず』!」
佐々木が『ず』を、
「『い』ね」
神楽坂が『い』を押した。

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