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ドラゴンクエスト外伝〜スライムナイト・ピエールの旅〜
その他リレー小説 - 二次創作

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ドラゴンクエスト外伝〜スライムナイト・ピエールの旅〜 5

「スラリン?着いたぞ」
「あ、ごめん」
おもわず目的の町『ビギン』を横切るとこだった。
「まずはいつも通り情報収集だ♪」
そう、ピエールの旅はまず情報を集める事に始まる…しっかりしてるから僕も安心していられるんだ♪
「ねぇピエール?『いつもの所』でいいよね?」
いつもの場所。まずは『ルイーダの店』ピエールが中に入って僕は窓の下で待つのが決まり、何故かと言うと…

「待て!!逃がすな!!」ルイーダの店で女の人を助け、二階に追い詰められるピエール、逃げ場はない。ふと気付くとそこには窓が!!偶然窓の下にいたスライムに乗りそのまま逃走。=カッコイイ♪


そう言う事でいつも僕は店の外にいる。
まあ、大抵ピエールはしっかりドアから出てくるんだけどね。たまにはカッコいいスライムの気分を味わってみたいよ。
「ふ〜。」
僕がいつものため息をついたとき、2階の窓ガラスが勢いよく開いた。
「待て!逃がすな!」
ええええっ?
もしかしてもしかして!
窓から影がスラリンの上に落ちてくる。
ドスンッ!!ぷにぃ
いつもより重いこの感覚、ピエールが女の人を連れてる証拠だ…
感激するスラリン。
「スラリン早く出るぞ!!」
「任せといてピエール♪何度もイメージトレーニングしたんだ、しくじるもんか」
走る走る。まるで風のように。
「ピエール!僕、かっこいい?」
「ああ!」
あっという間に街を駆け抜け、僕らは森の中に逃げ込んだ。湖のほとりでやっと足を止める。
「はぁ……ふぅ。」
「すまなかったな、スラリン。」
ピエールが僕の尖んがった頭を撫でてくれた。

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