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GENIUS・PLUS
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GENIUS・PLUS 26

「才気無色…です…」
「はい、で…こっちは助手の鐙鞍馬くん」
「………ども」
ということで無色くんは生神天才事務所にまた入社することになった。
しかし、無色くんと鞍馬くんは、何故か仲が悪い。
「アンタが才気無色か…ま…噂はかねがね聞いてますよ。でもまぁもう『天才』じゃないんっすよね?」
「鞍馬くん!」
「いいよ、死神ちゃん。彼の言ってることは本当だよ。ただ…そんなことじゃ、いつまで経っても片想いだぞ?」
「なっ…!?」
こんな会話で初めて鞍馬くんに好きな人がいることを知った。
いったい誰だろう。

色筆くんは相変わらず『あかさたな』にいる。
もちろんキスはしてない。
無色くんが戻ってきてから『あかさたな』の『N』に引きこもっている。
めでたく『あかさたな』の『T』にいる『戦闘の天才、御門深華』と最近は仲が良いらしい。
2人とも普通にしていれば良い人、という無色くんのコメントが痛いくらいに当てはまっていた。


ようやく。
本当にようやく、無色くんがいなくなった6年前から時計の針が動き出した。


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