PiPi's World 投稿小説

リベンジャー
その他リレー小説 - スポーツ

の最初へ
 2
 4
の最後へ

リベンジャー 4

鈴音は一人涼やかな風の中で弁当を広げる。そうしている間も頭では光輝と彼のピッチングに思いを馳せていた。

『捕ってみたい、あの球をこの手で』
それは捕手として当然の思い、最高の投手とバッテリーを組み自らのリードで最大限の力を引き出すこと、それを望まない捕手はいない
そして光輝は鈴音が今までに会ったどの投手よりも才能に溢れている
『彼のリベンジに私も協力したい』
鈴音のこの思いが今後の光輝と水桜野球部にとって大きな力となる。
『黒崎くんと一緒にチームを強くしたい。』
鈴音はそう思っていた。

その時、光輝が肩の痛みを我慢しているのを鈴音は知らなかった。


,
の最初へ
 2
 4
の最後へ

SNSでこの小説を紹介

スポーツの他のリレー小説

こちらから小説を探す