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ペパーミント。
恋愛リレー小説 - 青春

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ペパーミント。 1

私の中の周りの温度差は暖かそうに見えて、
意外に冷たい。

ペパーミントは、体の神経に冷たい錯覚を起こす。
私と同じ。



 今まで、友達なんていたことがなかった。
恋人なんて、当たりだけどいない。
なんだか、とても人生を損している気分。


いつも、私は一人。
それが当たり前だったから。


もうなんとも思わない。
――そうやって私はいつも自分の目に目隠しをしてきた。

悲しいけれど、これが現実なんだね。
私は自分の手は指が太くて短くてすごい大嫌いでした。

可愛いと言われたことはあっても
大事にしなきゃダメよと言われたのは初めてで、
よくわからないけど涙が出そうになりました。

それこそコンプレックスなんてあげたらキリがないけど、
いやでも一生この自分と付
 彼女と初めて会ったのは姉の結婚式の時だった。
艶のある黒のロングのストレートヘアーに一際目立つ赤のキャミソールのドレス。
アンティークみたいな白いパールのネックレスが何重にも巻かれ、首にぶら下がってた。
顔立ちは、一言で言えば、ハーフ顔で元はフランス人形だったような高貴な印象をうけた。

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