nao 25
電源を入てみる。
…
…
?
新着メールの問合せをしてみる。
新着メールはありません。
バカバカしくなって携帯をロフトに置いたままにして下に降りた。
「来てるわけない…か。」
なんでも良かったんだ。アイツからのだったら………
駄目だ、寝よう!
シャワーを浴びて、スッキリすると少し落ち着いた。
布団に潜り込む、…と何かが光っていることに気付く。
何だろ。
携帯?不在着信が1件…それとメールが来てる。
確認を押す。
アイツからだ!
慌てて布団から飛び起きる。ロフトで正座をして携帯を覗きこむ。
─明元気?何回かけてもつながんないからちょっと心配してたよf^_^;
明日学校行くだろ?
話たいことあるからさ…
それじゃまた。
明日、ってかもう今日会える。
ヤバイ、嬉しい。
もう一件はトモコからだったが、見る気になれなくて。そのまま携帯を閉じる。
明日か…早く朝になればいいな。
話したいことって何だろ。
アイツがわざわざメールするくらいだからよっぽどのことだろう。
もしかして…
枕の脇に置いてある携帯を開いて、トモコからのメールの内容を確認する。
…やっぱりな。
相変わらず絵文字がふんだんに使ってある、トモコのメールはアイツが今日バイト先に面接を受けに来たこと。
そしておそらく受かるだろう、という事が書かれていた。