PiPi's World 投稿小説

学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

の最初へ
 98
 100
の最後へ

学園の花婿 100

良一が軽く頭を下げると、愛は良一をジッと見詰め、久しぶりに会った親戚に惚けるのであった。
 
 
あの後良一達は麗那の部屋に戻った。
良一はここに来る前は昼寝など全くしない子だったが、麗那と一緒にいると、麗那の膝が落ち着くので、昼寝が恒例行事みたいになりつつあるのだ。
そして良一が麗那の膝で二時間程眠ると麗那に起される。
「良くん起きて。今から良くんの歓迎会があるの。お姉ちゃんね、良くんを皆に自慢したいの。良くんはこんなに可愛くて優しい子ですって。だからお姉ちゃんと一緒に行こう?」
良一はまだ眠いのか目を擦りながら麗那の話を聞く。麗那が望んでいる事なので、起きて行かなくてはならないので体を起こした。
「お早う良くん。今から着替えるから、あっちの部屋に行きましょう」
麗那は良一をベットから立ち上がらせると、手を引いて衣裳部屋に連れて行く。
「マルス、貴女って人は…ドレスはそうやって着るんじゃないの。あ〜、そういう風に着ると皺が付くわ。そんなんじゃ良一様に嫌われるわよ!」
今朝までのサラの雰囲気とは全く異なった声が向こうの部屋から聞こえてくる。どうやらマルスに着付けを教えている様だが、マルスは「あぅ」等と、こちらも普段と異なる声を出しながら苦戦している様だ。
良一が衣裳部屋に入ると、そこには黒のシックなドレスを着飾った千乃が待っていた。
「寝癖の付いた良一様も素敵です…」
千乃は良一が寝起きで、寝癖のままで来ているのだが、それだけでも惚けてしまう位重症なのだ。
「そうねぇ、寝癖の良くんも可愛いけど、今日は良くんを格好よく着飾って、皆を驚かせないと。良くんは何を着ても似合うからお姉ちゃん嬉しいな」
麗那は良一が今から着る服、タキシードの姿を想像して嬉しそうににやけている。
「でも、如何して今朝僕に歓迎パーティーの教えてくれなかったの教えてくれれば、僕も手伝ってあげたよ。」
良一は少し悲しそうな声で麗那に尋ねるのであった。
「ごめんね、良くんが主役だったから驚かそうと思ったのよ。だから、泣かないでお姉ちゃんも悲しく成っちゃうわ。」

SNSでこの小説を紹介

レイプの他のリレー小説

こちらから小説を探す