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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 98

「良くんは覚えてるかな?花園の家は白鳳院、風ノ宮、月丘と親戚なの。良くんは花園一族って言ってもおかしくないけど、他の三家は四代前のご先祖様の子供から分かれたのよ。桃華ちゃんの他にもこの学園に親戚がいるから、会ったら仲良くしてあげてね」
良一は幼い頃に会った様な気もするが、如何せん幼い頃の事なので覚えていなかった。
しかし、親戚であるのならば仲良くするべきだし、何より目の前にいる桃華は良いお姉さんぽいので安心したのである。
「はっはい、こちらこそよろしくお願いします。桃華お姉さん。」
良一は若干照れながら御辞儀をする。
「礼儀正しいのですね、流石は良一様ですわ。」
桃華は良一に女神の様に優しく微笑むのであった。
「あらあら、桃華ちゃんも良君の虜ね。」
麗那は小悪魔っぽく囁く。
「お…お姉様、何を言ってるんですか・・・良一様が困っていらっしゃるではないですか。」
麗那の小悪魔な囁きに顔を紅潮する桃華であった。
「勝手に抜け出してすみません、少し調べたいものがありましたので」
そこにどこかに行っていたマルスが戻ってくる。良一も麗那も二人の世界を堪能していたのでマルスに文句を言う事はなく、桃華も話を変えれるので何も言わなかった。
「それでは良一様、御姉様。私は調べものがありますのでこれで失礼させて戴きます。御機嫌よう」
桃華は再びお嬢様のお辞儀をすると、本棚の中に消えていった。
「お姉ちゃん、桃華お姉さんって良い人だね」
「そうね、何かあったら良くんを助けてくれるだろうから、何でも言ってもいいのよ」
良一と麗那はそんな事を話しながら図書室の出口に向かっていく。
「お姉様っ!!」
そこに麗那を呼ぶ声が掛かり、良一達は振り向いて見ると、少しきつめの美少女が立っていた。

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