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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 86

「うん、良くん一緒に買いにこようね。お姉ちゃんもね、良くんとお買い物をしてみたいわ」
マルスは母親の様な気分で二人を見つめ、みきは自分も良一と買い物がしたいのか羨ましそうに良一を見る。
「さあ、寮内はまだまだ広いから先へ進みましょう。正識ちゃん、また来るからその時はよろしくね」
麗那は正識に挨拶をすると、良一と手を繋ぎ、寮内へ歩いていく。
マルスとみきも麗那の後ろを付いていくのであった。


良一達が立ち去ると、正識は良一が去った方角を見て、ぼうっと惚ける。
「あの子…良一様って言うの…今までの男とは全然違って可愛かった…まるでお人形さんみたい…私あの子なら大丈夫かも…」
この時正識は自分に芽生えている感情に気付かなかった。
ただ、良一なら男でも大丈夫としか思わないのであった。


話は少し遡るが、良一達がまだ売店前にいた頃、廊下の片隅で売店をじっと見つめる陰があった。
その人物は良一の事だけを見詰めており、良一達が立ち去ると、一目散に売店に駆け寄る。
「正識ちゃん羨ましいわよ」
「……」
その人物は正識に声をかけるのだが、正識からの返答はない。
「せ〜し〜る〜ちゃ〜んっ!」
「えっ!?はい、何でしょうか…?」
正識はやっと気付いたのか、びっくりした様にその人物の方に振り向く。
「はあ…もういいわ。それより頼んでいたバイブは手に入ったかしら?」
今はたまたま生徒がいないからいいものの、その人物は平気でそんな事を大きな声で言う。
「そんな物手に入りませんし、入荷しません!」
「ええっ!?じゃあピンクのパンティを今日は買って行くわ。絶対に似合うと思うから」
はっきり言って会話になっていないのだが、その人物は棚からパンティを持ってくると、お金を置いてさっさとどこかに消え去る。
その間わずか10秒で、正識は結局何も言えずに、勝手に商品を購入され、勝手に客に帰られたのであった。
ちなみに…その短時間でも、その品物の金額「3980円」ちょうどが置かれていたらしい。



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