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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 84

この寮は教職員と学生の宿舎であり、彼女達の食事も全てここで作られる。
教職員には一人一部屋ずつあるが、学生は二人で一部屋になっているのだ。
また、本館にも簡単な売店はあるが、この寮には生活品から文房具・その他、外に出れない彼女達の生活に必要なものは大抵のものが揃えれるようにしている。
「ねえねえ、みき〜寮にはなんでも物が売ってあるんだね。」
良一はみきの腕の裾を軽く引き尋ねて来たのであった。
すると、みきは良一に尋ねられて喜んで説明した。
「良一君、ここはですね。学園長が滅多に外へ出れない私達が、生活に不自由しない為に色々と用意してくれたのよ。」

みきの丁寧で親切な説明に良一は納得した。
「そうだったんだ、麗那お姉ちゃんは優しいんだね。」

麗那は良一に優しいと言われて喜んでいた。そして、みきも良一の嬉しそうな顔をみて喜んでいたが、内心は複雑であった。やはり良一の笑顔が自分にも向いて欲しいようである。
すると、みきの思いが通じたのだろう。
「みき、説明してありがとう。それと、昨日は怖がってごめんなさい。」
「良一君…」
みきは良一の言葉で胸がキュンとなり、少し涙ぐんでしまう。
しかし良一に涙を見られるのが嫌なのか、後ろを向いて涙を拭うと、良一に笑顔を向けて、空いている方の手をギュッと握る。
「さあ、寮内を案内しますよ。今日ははりきっちゃうから、覚悟して下さいね」
みきはちょっと茶目っ気を出して、良一の手を引っ張る。

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