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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 77

そして良一宛てに手紙を書き始める。
 
[良一君、いつも傷つけてご免なさい。私がこんな性格で、良一君にいつも辛い思いをさせて本当に申し訳なく思っています。私は気付かない事が多いので、私がまた何かしたら、今度は直接教えていただけませんか?良一君に気に入られようとはもう思っていませんが、せめて私自身が変われる様に…
簡単な文章でご免なさい。今度改めて謝らせていただきます。     みき]
「学園長、これを良一君に渡してもらえませんか?今日は良一君が寝てるから謝れませんが、絶対直接謝りますので」
「分かったわ」
みきは麗那に手紙を渡すと、深々とお辞儀をして部屋を出る。
みきの気持ちが完全に晴れた訳ではないが、最低限の事はした。また近いうちに良一に会えれば、必ず謝って許してもらえないまでも、今後に繋げようと決意するのであった。


良一はあれから二時間ほど眠った。
目が覚めて、辺りを見渡してみるともう外は薄暗く、今は夕方のようである。
昼間は麗那が横にいてくれたのだが、今はいない所を見ると、用事でいないのだろうと良一は思う。
良一はベットを出ると、お腹がすいてきたので食堂に行く事にする。
この時間だから、恐らく千乃かサラが食事を用意してくれているだろう。
良一が食堂へ行ってみると、麗那を初め、マルス・瑞穂・千乃・サラそして見慣れぬ人物がいた。
千乃とサラは良一の顔を見ただけで、顔を真っ赤にして、何故かもじもじしている。
麗那は少し険しい顔をしていたが、良一の顔を見ると一瞬の内に「お姉ちゃん」の顔になった。
「ふ〜ん、お前があのりょうかぁ。大きくなったなぁ。どれもうちょっと顔を見せてみな」
見慣れぬ女性が良一にこっちへお出でと手招きするのだが、良一は行き成り自分をりょうと言う見慣れぬ女性に近付くのを躊躇うのであった。
「・・・お姉さんはだっ誰何ですか、何で僕の名前を知っているのですか?」
良一は内心怖かったが麗那の前なので怖がるの事はしなかった。

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