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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 50

「良くん、この下には私が集めた美術品の倉庫もあるのよ。今度機会があったら良くんにも見せてあげるね」
1階にある職員室へはもう一度3階の麗那の部屋があるフロアに戻らねばならない。
そのエレベーターの中で、麗那は良一に地下の美術倉庫について教えているのだ。
「うん、僕その時を楽しみにしてるね」
良一が美術品に興味あるかは分からないが、麗那が見せてくれるものだから、良一は素直に喜ぶ。
そして良一達は、3階に戻った後、今度は階段で1階の職員室へ向かうのであった。
麗那が先頭に立って職員室のドアを開けると、数名の教師達がいた。
「あれ?他の皆はどうしたの?」
麗那は全員の教師がいないのを不思議に思い、近くにいた教師に彼女達の所在を尋ねる。
「他の先生方は部活に行かれましたわ。ところで学園長…そちらにおられる方は例の…」
「ええ…良くんが貴女達に挨拶をしたいって。私の従姉弟だけあって出来た子でしょ?」
麗那はその教師に答えながら、後ろに控えていた良一を優しく前へ押し出す。
「初めまして山田良一です。新学期からお世話になりますが宜しくお願いします」
「はい、初めまして。私は世界史担当の森川 瑞穂(もりかわ みずほ)と言うの。分からない事があったら『何でも』聞きにきてね」
瑞穂は「何でも」の部分を強調して言うと、良一にウィンクをする。
「あ〜、ちょっと森川先生だけずるいです!良一君、私はね雪谷 みき(ゆきたに)って言うの。放課後はいつも昼寝してるけど、良一君の為だったらずっと空けて待ってるから、いつでも私の所に来てね♪」
みきは悪びれもなく元気な声で良一に自己紹介するが、隣にいた瑞穂は眉間に皺を寄せて、明らかに怒っている様だ。
「ちょっと雪谷先生!?お昼寝してるってどういう事かしら!!?いっつも職員会議にいないのはそう言う事だったの!?」
瑞穂はゆきの頭を拳骨でグリグリしている。これは質問ではなく、明らかに制裁である。
「痛い痛い!そんな事もあったって話ですから。瑞穂ちゃん許してよ〜」
「あんたねぇ、どれだけ他の先生達に迷惑をかけてると思ってるの!?」
麗那とマルスは2人のそのやり取りを見て苦笑するが、悪いのは明らかにみきなので何も言えない。
「あの〜、雪谷先生も反省をしてるみたいだし、そろそろ許してあげたら…」
良一は瑞穂が完全に怒っている訳ではないのは分かっていたが、2人のやり取りを見て自分が止めなければと思い、2人に声をかける。
「そうね。良一君が言うからやめるわ。私が大人気なかったわね」
良一に諌められると、瑞穂はあっさりと手を止める。
「ふぃ〜、助かった助かった。良一君ありがとね」
そしてみきはと言うと、良一に礼を言ってほっペにちゅっとキスをした。

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