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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 45

「お姉ちゃんくすぐったいよぉ」
良一は麗那に昔もこんな事をされていたのを思い出し、嬉しそうに笑いながら、自分の口に入れようとしていた料理を麗那に食べさせてあげたりしていた。
 
「う〜ん、お腹いっぱいになったよ…でも、お姉ちゃんはあまり食べてないけど大丈夫なの?」
麗那は良一の世話ばかりしていたので殆ど食べていなかった。
良一は自分ばかり食べてしまったので心配になり麗那に尋ねる。
「有難う、良くん。お姉ちゃんね、良くんの美味しそうに食べる顔を見たらお腹いっぱいになっちゃった。だから良くんは気にしなくていいんだよ」
麗那は昔も良一の食べる姿を見ていると自然と満腹になっていた事が今と同じである事を思い出して、幸せな気分に浸るのであった。

良一と麗那はあの後、再び一緒に風呂に入り、今はベッドの中にいた。
良一は麗那に腕枕をして貰っている。
マルスは良一達が風呂から上がる頃やっと目を覚まし、千乃・サラ・マルスの三人は良一達の邪魔をしない様に自分達の部屋に帰って行った。
「ねえ良くん、こうしてると昔を思い出すね?」
麗那は自分の二の腕に気持ちよさそうに頬擦りをする良一の頭を優しく撫でている。
「お姉ちゃんのこの匂い、昔と全然変わってないね。僕ね、この匂いを嗅ぐとすっごく安心するんだ…」
良一は片手を麗那の胸を揉みながら、頬は麗那の腕に擦りつけている。
そして、両足は麗那の両足に絡ませて、良一と麗那は体を密着した状態で今という時間を過ごしていた。
 
 
良一と麗那はそのまま朝を迎えた。
昨日までずっと一人で過ごしてきた良一。高校生の頃からずっと良一が側にいなくて、自分自身が壊れてしまいそうな程孤独感に襲われていた麗那。
二人にとっての「失った時間」は昨日で終わったのだ。
麗那は良一より一足先に目が覚め、自分の胸の中で眠っている良一の寝顔をずっと見詰めていた。

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