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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 35

「あの…私は小学校も中学校もずっと女子高だったから、男の子に興味があって…」
三人はしどろもどろになりながら必死に言い訳をする。
「お前達の理由などどうでもいい!お前達が犯した過ちは、許可無くこの風呂場に入ってきたこと。そして最大の罪は、彼を怖がらせた事だ!!」
マルスはこの学園の生徒には怖がられている存在なのだろうか…彼女が生徒達に恫喝すると、生徒達はオロオロとしてしまい、先程の黄色い声どころか何も言えなくなってしまった。
「ごめんなさい」「すみません」「申し訳ありません…」
女生徒達は怖くなったのか、それぞれ謝罪の言葉を言うが、マルスの表情は固いまま変わらない。
「学園長…」
マルスは麗那の方へ振り向くと、麗那は「ええ…」と言って良一をサラに預けて立ち上がった。
「貴女達の処分を言い渡します。まず立ち入り禁止区域に入った事、そして良くんを怖がらせた罪は重いです。故に謹慎一週間を申し渡します」
麗那は姿こそ裸であるが、厳格な学園長の顔に戻っており、その言葉を聞いて女生徒達三人も事の重大さを理解してか、「はい…」と答えるのみであった。
「あの…お姉ちゃん…僕のせいで彼女達に罰なんか与えないでよ…可哀相だよ…」
良一はいつの間に泣き止んだのか、心配そうな顔で麗那に訴える。
「…優しいのね良くん…そうね…でも彼女達が校則を破ったのは確かなの……」
麗那は続きを言おうとしたのだが、良一が麗那の顔をずっと見続けているので、言葉を途切れさせてしまう。
良一のその表情を見ていると麗那の方が悪い事をしている様に思えて、麗那は結局良一に負けてしまった。
「もう、しょうがないわね…良くんに免じて、貴女達の処分は口頭での注意のみとします。ただ条件として、ここで起こった事、見た事は全て忘れる事。そして何があっても口外しない事。いいですね!?」
三人の女生徒達は麗那の注意を受けると、「はい、申し訳ありませんでした」とそれぞれ脱いだ服を持って、風呂場を出るのであった。
 
 
風呂場を出た三人は、先程まできつく怒られていた事などすっかり忘れてしまったのか、ボーっとした感じで廊下を歩いていた。
「あの子可愛かったよね…」
「うん…それにすっごく優しかったし…」
「よく分からないけど、学園長達ってあの子にベタ惚れって感じだったよね…」
三人とも頭には良一の事しかないのか妄想に耽っている様だ。

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