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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 34

ドタドタ……バタンッ!!
風呂場の扉が勢い良く開けられると、三人の女生徒が雪崩れ込むように入ってきた。
「…」「…」「…」
一瞬静寂の時間が流れると、入ってきた女生徒が開口する。
「…あれが学園長の従弟さん…?ヤバイよ、可愛すぎるよ…」
「きゃああああっっ!可愛いわぁ〜!」
「貴女達邪魔よっ!先輩の私が彼とお話するから、貴女達は部活に戻りなさい!」
三人は我先にと良一の方へ黄色い声を上げながら向かって来る。
彼女達は入ってきた時は、部活の時の上は体操着・下はブルマ姿であったが、いつの間にか器用に脱いで、今は靴下も履いておらず、下着のみの姿になっていた。
「お名前は何て言うんですかぁ?」
「好きな女性のタイプは?…もしかして私?…きゃああぁ…」
「こんな幼い小娘なんか放っといて、私を彼女にして下さい!」
三人は無責任に良一に鬼気迫る勢いで良一に近づきながら質問をしてくる。
「…」「…」「…」
麗那・千乃・サラはその勢いで呆気に取られてしまい呆然としていた。
しかし良一はというと…
「お姉ちゃん…怖いよ…」
と体をブルブルと震わせ、今にも泣きそうになっている。
良一の声で我に戻ったサラはギュッと良一を抱きしめ、良一の視界に彼女達が入らないように隠した。
「きゃああっ…その姿も可愛いわぁ!」
「もうダメ…私、あの子の姿を見てたら倒れそう」
「大丈夫よ…お姉さんがこんな小娘を追い払ってあげるから。だから私の胸に来て頂戴」
良一の姿を見た三人は、自分達が良一を怖がらせているという自覚を持たずに更に良一の方へ近づいて来るのであった。
麗那はというと、怖がる良一を見て急いで良一の方へ駆け寄る。
そして千乃も麗那とサラの前に立ち、三人から良一が全く視線に入らないように睨みをきかせ立ちはだかった。
「良くん大丈夫よ。良くんの事は何があってもお姉ちゃんが守ってあげるから」
麗那の声が聞こえると、良一はサラの胸から這い出て、麗那の胸に飛び込む。
「お姉ちゃん怖いよ〜…うわぁぁん…僕、あんな怖い人達嫌だよ〜」
良一は麗那の胸に飛び込むと、恐怖の余り泣き出してしまった。
そして、三人が良一から5mの所に来た時、
「お前達、誰の許可を得てここに入ってきた!?」
怒りの頂点といった感じのマルスが良一達の前に立ちはだかり、戦闘体勢に入ったのか身構えて彼女達と対峙する。
「えっ…あの…マルスさん…私達は、グラウンドから彼と嶋原さんが何かしてるのが見えて…それで…」
「えっと、その興味があって…」

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