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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 276

ひなのの目には既に涙がかなり溜まっており、麗那はひなのを後ろから抱き締める様に良一の方に寄せる。
「……り、良くんっっ!!」
「ああっ!?ひなのちゃん、ダメよ! 良くんが起きちゃう!」
ひなのは漸く、長年ずっと待ち続けて来た良一に会えて、感動の余り良一に抱きつこうとする。
「今は我慢して。良くんの寝顔を見るだけでも十分に満足出来るから」
「はい」

ひなのは良一の手を握る事は許され、今は優しそうに良一の寝顔を見つめている。
「お姉様、ずるいです。私もずっと良くんに会いたかったのに、私には教えて戴けないなんて…」
「ご免なさいね。良くんがずっと一緒にいてくれたから毎日忙しくて。でも、ずっと待ち続けていて、突然こんな形で会えて、感動も倍増したでしょ?」
「それはそうですが……一言だけでも知らせて戴きたかったですわ」
「まあ、いいじゃない。再会出来た早々、こんなに可愛い良くんの寝顔を拝めたんだから」
「そうですわね。まるで天使の様ですわ」



良一の愛らしい寝顔をみながら、ひなのは良一の存在を隠してた麗那に腹を立てるが、麗那はひなのに謝るが、良一と再会出来て良かったじゃないと宥めるとひなのは良一の可愛い寝顔を再度眺めると納得する。


「……ぅぅん……」
「良くん、お早う。目が覚めたかしら?」
「…うぅぅん…お姉ちゃぁん……」
良一が漸く目を覚まし、まだ眠そうに麗那を探す。
(ひなのちゃん、今よ!)
良一が手を彷徨わせている所に、麗那がひなのの背中を押し、ひなのは昔の様に良一を抱き締める。
「…ぅぅん………。 ぅぅ……お姉ちゃぁん……」
良一はひなのの胸に顔を押しつけているが、いつもの胸の感覚が違うからか、それとも麗那の匂いではないからか、グズってしまった。
「…り、良くん…!?」
(ひなのちゃん、声を上げてはダメよ!それと良くんは抱き締めたままじゃないとダメなのよ)
ひなのは突然良一に泣かれ、良一を引き離して慰め様とするが、麗那に嗜められ寸での所で押し留まる。
「ねえ、良くん。この子が誰だか分かる?」
「……ひ……ひなのお姉…ちゃん…?」
「良くんっっ!!」
ひなのとは異なり、良一は直ぐに相手がひなのと気付く。
「良くんっ!良くんっ!」
「…ひなのお姉ちゃん…?」
「そうよ!良くんのひなのお姉ちゃんよ!」
「…く、苦しいよぉ……」

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