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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 259

「あ、あの……私達もお風呂、ご一緒してはいけませんか…?」
アンジェラは麗那達に置き去りにされてはいたが、話の一部始終を聞いており、しかも良一と一緒にいれる時間がもう無くなると思うと居ても立ってもいられなくなる。そんなアンジェラは勇気を振り絞ってセリにお願いをする。
「アンジェラさん、貴女…それがどういう意味か分かって言っているのかしら?」
良一と一緒に風呂に入る、それは非常に特別な事であり、良一と肌を重ねた教師達でも中々出来ない事だ。
そんな事情を中途半端にしか知らないアンジェラ達にセリのこめかみは段々ひくついてくる。
「あ、いえ…あの……」
「セリお姉様、お風呂に行かないのですか?」
セリの表情を見て、かなりヤバイ事を言ってしまったと知ったアンジェラが脂汗を流していると、中々風呂に来ないセリを心配して唯が戻って来る。
「唯ちゃん、この子達が良くんとお風呂に一緒に入りたいって」
「えっ!?ああ、良いじゃないですか。セリお姉様もご存知でしょ?この子達の家や経歴の事。それに良くんも万更では無いんじゃないですか?」
「唯ちゃん、あのねぇ。良くんとお風呂に入るって事は唯ちゃんも理解してるでしょ?」
「はい。でもそれは良くんが決める事ですわ。それに今日のこの子達はお手柄でしたわ。そのご褒美も兼て良いじゃないですか」
「そ、そうね…良くんに聞いてからでも良いわね……」
結局セリは唯の言葉に負けてしまう。決して納得の行く話では無いが、良一がもし望んでいたらと思うと自分が勝手に決めて良い話では無いと思ったのだ。

「良くん、この子達が一緒にお風呂に入りたいって言ってるけど、良くんは嫌かな?」
「お姉ちゃん、どうしよう…?」
浴室に来た唯は良一に少し不安げに尋ねる。良一はアンジェラ達も一緒にいる事に驚き、麗那の後ろに隠れながら麗那に尋ねる。
「良くんはどうしたいの?お姉ちゃんは…… いいえ、良くんがどうしたいか教えて?」
「…僕……アンジェラさんとサブリナさんは良い人だから一緒でも良いよ…でも、恥ずかしいよぉ…」
良一の答えに驚く麗那達。良一が恥ずかしさから断ると思っていたし、自分達の願いから断って欲しかった。
「良くんがそう言うなら…良くんお姉ちゃんはどうしたらいい?」
「……唯お姉ちゃぁん…」
麗那に尋ねられるがどうしたら良いか分からない良一は唯に助けを求める。
「良くん、ちょっと待ってね。
麗那お姉様、この子達の経歴は覚えておられますか?」
「経歴?いいえ、覚えてないわ」
唯の突然の質問に首を傾げる麗那。唯はその姿を見て、分かり切った事だが軽い溜息を吐く。
「まずはこのアンジェラさん。この子は一応ロシアの石油王の娘です。お父上はお姉様や良くんに取り入りたいと思っているみたいですが、花園からみても使えます。

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