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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 243

恭子は良一に話し掛けられ漸く一人の世界から戻ってくる。
「…えっ!?あぁっ!」
そして自分の中の違和感、自分の膣の中の先程とは違った感覚に気付く。
「良一様……私、良一様の子供を産んでも良いのですか?良一様はこんなオバサンにも子供を産ませて下さるのですか?」
良一にとってはこの学園に来てから膣内射精は当り前の事になっており、当たり前の事なので後先の事等全く考えていないのだが、恭子にとっては「良一様」の子供を産ませて頂くというのは人生最大のプレゼントなのだ。
恭子はその幸せに何十年ぶりの嬉し涙を流す。


恭子は良一に寄り添い幸せを噛み締めている。良一も恭子の温かい胸の圧力を感じ恭子のするままにさせている。

そんな状態が何分か、いや何十分か続いた時、恭子はポツリと口を開く。
「良一様…?私の昔話を聞いて下さりますか?」
「う、うん…」
良一の返事を聞くと、恭子は天井を見つめながらポツリポツリと語り始めた。

……………………
恭子の家庭は教育熱心な家庭だった。幼い頃から勉強尽くめの毎日だったが、恭子にとってはそれが普通と思っていた為、両親の言われるまま毎日勉強ばかりしてきた。
小学校、中学校、高校と暇があれば勉強をし、本を読んできた。
当然友達等皆無であるが、勉強が友達の恭子には何の不自由もしなかった。
しかし高校時代、恭子にとって大きな転機が訪れる。
そのきっかけはどんな事だったか…恭子の記憶からは抹消されているが、思春期の同年代の女の子と同じ様に恋をしたのだ。恭子がその事が「恋」と気付くのには時間が掛ったが、気付いた頃には勉強も手につけられない程重症だった。
そして恭子は一大決心をする。
しかし、それは普通の人にとっても余りにも悲惨な結果になる。
『お前みたいな気持ち悪い女…いや、そもそもお前みたいな気持ち悪いが人間かどうかも分からんが、同じ空気を吸っているだけで吐気がする』と。
その当時から恭子はマンガの世界のガリ勉君が掛ける様な眼鏡をしていた。ファッション等全く気にせず、ただ勉強の出来る、胸の大きな女だったのだ。その男はいや、学校中の殆どの者が恭子の事を毛嫌いしていたのだ。
恭子は初恋がトラウマになり男嫌い所か人間嫌いになった。周りの誰もが敵に見え、唯一の友達の勉強だけを、唯一の「自分」にする事にした。
大学時代も勿論の如く勉強の毎日だった。
恭子が教師になったのはどんな理由だったのか…それは本人も覚えていないが、もしかしたら高校時代の復讐の為かもしれない。
教師をする中、麗那と出会う。恭子にとって麗那は初めて自分を「人間」扱いしてくれる人間だった。
恭子は勉強だけを信じるが為、教師熱心な教師になっていた。麗那は教師が嫌いな為、恭子みたいな「教師」を欲していたのだ。
そして恭子は麗那の誘いに応え、花園学園の教師になった。

そして――そして恭子は良一と出会った……

……………………

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