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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 235

「さあ、説明して貰いましょうか?」
怒髪天を貫く、こんな故事が似合うだろう。口調は穏やかだが、明らかに怒り狂っている。
対する愛は…
「私はりょ……」
パシンッ!!
愛の口から「良一」という言葉が出そうになると、麗那は愛の頬を激しく叩いた。
「愛ちゃん、貴女に良くんの名前を出す資格なんて無いわ! 貴女が良くんに今までどんな仕打をしてきたか忘れた訳じゃないわよねっ!?
良くんをずっとイジメて、良くんの心を傷付けて…… そして良くんを今も痛めつけた」
良一の姿を見てはっきりしていたが、今もトイレの中には良一の、普段は愛しくて堪らない精液の臭いが充満している。そして、床には破瓜の証であろう血と、まだ裸の膣からは普段なら喉から手が出そうな程脳が、全身が欲する精液が流れ出して来ているのだ。
「忘れてなどいませんわ! 良一はいつも『お姉ちゃん、お姉ちゃん』と言って麗那お姉様やセリお姉様の後ろばかりくっついていた。私がこんなに愛しているのに…
私がどれだけ良一の気を引こうとしかた、麗那お姉様に分かりますかっ!?」
愛は麗那に負けず、必死に麗那に訴える。
「言いたい事はそれだけ!? そんなつまらない理由で良くんをイジメて、泣かせてたって言うの!? ホントに下らないわっ!!
良くんをイジメる事に生き甲斐を感じている貴女には分からないでしょうけど、良くんは貴女みたいな人間が一番嫌いなの。私は、私達は良くんの事が他の何よりも大事だから、良くんに好かれる女になろう、良くんに似合う女になろうって一所懸命努力してるの!
貴女みたいなクズな人間に良くんの事を言われるだけでむしずが走るわっ!!」
麗那は愛を見下す様に言うと、トイレを出ていった。

「…うぅぅ…うくっ…うぅぅ…」
愛は一人になったトイレで、一人涙する。
幼い頃から麗那に言葉の暴力を振るわれ、その事がカミングアウトしたのだろうか。
世間的にはお嬢様の中のお嬢様。愛本人も自分がお嬢様であると自負しており、お嬢様としてのプライドはとてつもないものだ。今まで何もかもが自分の思い通りに運ばれたが、何故一番欲しい良一の事はこんなに切なく、苦しい思いをしなければならないのか。
しかし…しかし、愛はこの時ばかりはどうしても諦められなかった。
(今回だけはどうしても譲れないわ!相手が麗那お姉様であろうと、絶対に良一は譲れない!何としても良一は手に入れるんだからっ!)
過去何十回と麗那に責められ諦めてきたが、愛は決意を新たに麗那が向かったであろう学園長室に向かうのである。


「りょ〜うく〜ん♪」
麗那は先程までの態度はどこに行ったのやら、学園長室に戻るや、良一に甘い囁きで抱きつく。
今良一はセリの胸の中で、相変わらず大好きな胸を堪能していた。麗那はそこに後ろから抱きつき、良一の顔をサンドイッチしたのだ。

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