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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 223

本邸に戻った良一達は麗那の部屋で優雅なティータイムを過ごす。
しかし、ここには麗那の姿は無く、セリ達が良一の相手をしていた。
「良くん、お待たせ」
良一は麗那の声がしたので振り向いて見ると、そこには籠一杯のアップルパイを抱えた麗那が立っていた。
「良くん、お腹すいたでしょ?お姉ちゃんがアップルパイを一杯作ってきてあげたから、沢山食べてね?」
良一の目はもう既に麗那を見ておらず、今にもアップルパイに飛び付かんばかりである。
麗那は良一の横に座ると、良一にアップルパイを食べさせる。
セリ・唯・桃華も加わり、良一は其々から与えられるアップルパイを、手も食べてしまわんばかりの勢いで食べ進めていく。

そして良一はお腹が一杯になると、再び眠くなり麗那にもたれかかって寝てしまう。
麗那達は良一の単純な行動すらも愛しく思う。
ただ、麗那は血の繋がった実の妹・蓮音の存在が気になっていた。
セリ達と蓮音は「良一が好き」の種類が異なる。
蓮音が今後どの様な行動に出るか、麗那は頭を悩ませるのである。


夜になり、夕食・入浴を済ませた良一達は麗那の部屋でまったりとしていた。
コンコン…
「誰?」
「蓮音です…」
ドアがノックされ、蓮音が部屋に入れて貰おうとするが、麗那は蓮音の名前を聞くと無視する。
「ねえ、お姉ちゃん。今蓮音お姉ちゃんの声がしなかった?」
「…いいえ、何も聞こえなかったわよ?」
良一は麗那の胸の中におり、良く聞こえなかった様で、何となく蓮音の声が聞こえた様な気がして麗那に尋ねる。しかし麗那は何事も無かった様に振る舞い、良一を更に強く抱き締めようとする。
「麗那お姉様、開けて下さい!良くんに会わせて下さい!」
蓮音は麗那に無視され、良一と会いたくて必死にドアを叩く。
「あっ、蓮音お姉ちゃんだ」
「あっ!?良くん……」
今度は良一の耳にも蓮音の声が聞こえ、良一は麗那の胸の中からすり抜け、ドアの方に走っていく。
「蓮音お姉ちゃ〜ん!」
「きゃっ!?…あっ、良くん…」
良一はドアを開けるなり、蓮音に抱きつく。蓮音は突然良一に抱きつかれ驚くが、それが良一と分かり満面の笑みになり抱き締め返す。
「蓮音!そんな所にいないで早く良くんをこっちに連れて来なさい!」
麗那が怒って言うと、蓮音は渋々麗那の元に歩いていく。



「なんで麗那お姉ちゃん怒ってるの(泣)。僕が悪いの?」と、突然良一は口に出した…。

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