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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 205

「お姉様、片付けが終わりました」
今日の生徒会の片付けが終わり、桃華が麗那の元に来る。
「お疲れ様。他の人は?」
「皆帰りました」
「そう、じゃあ行きましょうか。良くん、お姉ちゃんとご飯を食べに行こうね?」
麗那は良一をお姫様抱っこで抱えて歩き出す。
そして朝使った馬車に乗ると、馬車は湖を沿って遠足会場と逆方向に進んでいく。

…………………

「さあ、良くん着いたわよ」
麗那が良一を抱き抱えて馬車から下りると、目の前には平安時代に貴族が池で遊んでいた様な豪華な船が停まっていた。
「うわぁ、お姉ちゃん凄いね。このお船どうしたの?」
良一は遊覧船を見た途端麗那の腕から身を乗り出す。
「中を見たらもっと凄いわよ。さあ、良くん、中に行きましょうね」
麗那は揺れる桟橋を良一を抱えたまま器用に渡り、遊覧船に乗り込む。
そこには外観とは異なり、一角にはバーベキューセット、一角には和、洋、中の料理がそれぞれバイキング形式で並んでおり、それぞれのコーナーに女性のコックが数名控えていた。
「良くん、この子達はね、花園家お抱えの料理人達よ。その中でも最高の料理人を本邸や世界中から集めたのよ」
花園家お抱えというだけで世界のどのホテルや貴族達からも認められる位の腕前なのだが、麗那はその中でも特に凄腕の料理人を選んでいた。
料理人は勿論全員女性で、歳も料理人にしてはかなり若い20代後半から30前半。
何故歳が若いかは分からないが、花園家に極秘の教育方法があるか、かなりの努力をしたのだろう。

良一は麗那と共に真っ白のかなり大きいソファーに座る。
横にはセリが座り、セリの横には唯が座った。
「良くん、一杯食べてね。彼女達はどんな物でも作ってくれるから、何でも好きな物を頼んで良いわよ」
「僕、お姉ちゃんが選んでくれる物なら何でも良いよ」
「そっか。じゃあお姉ちゃんが選んでこないといけないわね。お姉ちゃんが行ってる間、良くんはセリちゃんと唯ちゃん一緒にいてね?」
麗那自ら動く事等滅多にないのだが、良一が麗那を指名してきた以上麗那は動かざるをえない。だからといって麗那は嫌そうではなく、寧ろ嬉しそうに料理を取りに行った。

「良くんが好きな物を頂戴」
麗那はコックの一人に命令する。
するとコックは承知しているのか、様々な料理を綺麗に皿に盛る。
「後程、バーベキューのご準備を致します」
先に書いたバーベキューセットとは全員で楽しめる様に設置されているものだが、麗那の考えとしては、麗那は良一とセリ、唯の四人だけで食事を楽しみたいのだ。
「良くん待たせてゴメンね?お姉ちゃんが食べさせてあげるから、こっちにおいで?」
麗那は良一の元に戻るといつもの如く良一を膝に乗せてご飯を食べさせる。
良一はいつも作ってくれるサラの料理も勿論美味しいと思うが、世界のトップレベルの食事と、麗那の愛に包まれながら食事を開始するのであった。


この遊覧船には良一達の他数名の教師、それに桃華が乗っている。

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