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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 200

貴女方は『良一様、良一様』と仰っておられますが、良一様の事をきちんとお知りになってから、良一様の事をお慕いする権利があると思います。
そして、もう一つ。私達は寮に住んでいますが、普段お話する機会の無い方もおられると思います。今日は皆さんの交流の場でもありますので、皆さんが仲良く、楽しく学園生活を送る為の一日にして下さいね」
生徒達は桃華の言葉に、小学生の様に元気に返事をする。
桃華と生徒会は乾杯の為、良一席の横に設置されたドリンクコーナーで、良一達の飲み物を用意すると、良一の側に立つ。
「良一様、今日が本当の意味で全生徒が集まる初めての日です。
良一様とこの学園で生活する生徒達を少しでも知って頂き、良一様が楽しい学園生活を送られる事を望んでおりますわ」
桃華は良一の前に立ち、良一の手を取りを立たせ、今度は麗那の手を取り、麗那も立たせた。
「良一様、お姉様、手を繋いで下さいませ」
桃華の言葉で良一と麗那が見つめながら手を繋ぐと、桃華はグラスを上げ、高々と声を上げる。
「良一様、麗那お姉様、そして私達の学園生活に乾杯〜!」
桃華の言葉に良一と麗那、教師達、生徒達は一斉に乾杯をする。
皆それぞれ楽しそうに乾杯をし、それぞれの飲み物に口を付ける。
良一達は桃華の先導により、この後全生徒の所を回っていく。
生徒達は良一が来るのを今か今かと待ちわびながら友達同士で話をしているが、実際良一が来ると大した質問や話が出来ずに終わってしまうのである。
ただ…一部の生徒は乾杯もせず、良一が来ても目も合わせなかったのだが、良一達はその事には気付かなかった。


全生徒の席を周り終えた頃には良一のお腹はかなりの空腹を訴えていた。
「良くんのお腹の音も可愛いわね。桃華ちゃん、そろそろお昼にしない?」
麗那は良一にベッタリとくっついているので、良一のお腹が空腹を訴えていたのに気付いていた。
良一は何となく恥ずかしくなり、麗那に抱きついて恥ずかしさを隠している。
「そうですわね、折角良くんの為に早起きをしたのですから、早く良くんに食べて貰いたいですわ」
麗那の言葉にセリも賛同すると、桃華も異議もなく賛同する。

「皆さん、今からお昼にします。皆さん、楽しんで下さいね」
桃華が生徒達に言うと、生徒達ははしゃぎながら弁当を用意し、食べ始める。
良一達はというと、マルス達料理が出来ない者達がテーブルやテーブルクロス等の用意を。セリと唯、サラが中心となって料理が出来る者達は料理の用意をし出す。
今回は外での食事だが、セリが良一に冷めた料理を食べさせるはずもなく、ホテルのバイキングの様な調理機器を持参していた。
また、勿論良一を動かせる事は麗那が絶対に許さないので、梓達教師と生徒会役員が動き回る事になる。

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