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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 194

「はぁぁ…良一様ぁ…」
しかし、当然の如く雅にはマルスの言葉は聞こえておらず、相変わらず自分の世界に入っている。
「…………」
そこで雅の様子に呆れたマルスは、雅の両わきを抱え、良一から引き離した。
「あれ?良一様のオチ〇ポ様って大きさも温度も変幻自在なの?何で急に何も感じなくなったの?」
雅はマルスに抱えられ、部屋の隅に捨てられる様に放り出されたのには気付かず、良一のペ〇スの感触と体温が感じられなくなった事しか頭に無い様だ。
「陽子先生、こいつをこのままにしていて良いですか?」
マルスは呆れて疲れたといった様子で雅を見ながら陽子に話し掛ける。
「いいけど…貴女はどうされるのですか?」
「私は、良ちゃん様を安全な場所に…その前に教頭先生を起こして、その後良ちゃん様を学園長の元に連れて行こうと思います」
二人共雅の様子を見て大きな溜息をつく。
そして、その後良一の眠り続ける姿を見て、違った溜息をつくのである。


恭子はマルスに起こされ、幸せな気だるさを感じながらマルス達と学園長室に向かった。
良一はあのまま眠り続けており、マルスの腕の中で静かな寝息を立てている。
恭子達が学園長室に着くと、麗那は仕事の中休みらしく、サラに用意させたお茶で一息ついていた。
「学園長、只今戻りました」
マルスが麗那を見つけ、そのまま良一を麗那の元に連れて行く。
「ふふ…良くんったら相変わらず可愛い寝顔ね…でも、何か事情がありそうね。マルス、どういう事か説明して貰えるかしら?」
麗那は良一の寝顔を見て、学園長の顔からオンナの顔に戻っている。
しかし、良一の顔を見て、何かしらの変化を感じたらしく、マルスに険しい視線を送る。
「えっ…!?…いえ、あの…」
「『あの…』じゃ分からないでしょ?私は何故良くんがこんなに疲れ果てているのか聞いているの!?」
マルスは麗那が良一モードに入ったら無敵になり、どんな言い訳をしても許されない事を思い出し言葉を濁す。
麗那は良一の寝顔を見て一瞬の内に幸せな気分になったが、自分の見ていない所で良一がどんな仕打を受けたか気が気ではなかった。
「それは私から説明するわ……」

梓は良一の今日一日の事を全て麗那に報告する。
相手が教え子であるとはいえ、良一絡みの事で隠し事を出来る相手では無いというのが分かっているからだ。
麗那は梓から一部始終を聞き、かなり怒った表情になっていた。
ここで声を大にして怒らないのは、良一を先程の話の途中に受け取り、麗那の胸の中で気持ち良さそうに寝ていたからだ。
「…梓先生…貴女を一週間良くんと関わる事を一切禁じます」
麗那は静かにそう言い放つと、そのまま奥の部屋に消えていく。
「…ちょっ…」
梓は反論と言い訳をしようとするが、麗那が全く聞く耳を持ちませんといった感じで奥の部屋に行ったので、それ以上何も言えなかった。

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