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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 186

「梓ちゃん、僕、そろそろお腹一杯だよ」
麗那とは違った世話の焼き方をされ、良一は満腹になってきていた。
「じゃあ、最後にデザートね。良ちゃんは何が食べたい?」
「良一様、アップルパイをお持ちしましたわ」
梓が聞く間に桃華がアップルパイを持って来る。
「うわぁ、アップルパイだ。桃華お姉ちゃん、有難う」
梓が微妙な気分になっている間に良一は手掴みでアップルパイを食べ出す。
「……」
しかし、市販の物並には美味しいのだが、口が肥えてしまっている良一の口には合わなかった様だ。
「…良ちゃん、デザートのアップルパイは不味かったかしら…」良一の険しい顔を見て気付く梓だった。
「うん、ゴメン桃華お姉ちゃん、あまり美味しくなかった…」
良一はせっかくアップルパイを持ってきてくれた桃華に申し訳なく思った。
「いえ良一様、お気に為さらないで下さい。アップルパイは良一様のお口に合わなかっただけですわ。今度からはもっと美味しいアップルパイを良一様に差し上げますわ。」

「僕、今度は桃華お姉ちゃんが作ってくれたアップルパイが良いな。ねえ、ダメ?」
良一は無意識で上目遣いを使う。
良一の目に桃華や梓、教師、生徒会、生徒達は撃沈する。
「良ちゃん、良ちゃんのその目…犯罪だよ…梓ちゃんや麗那さんには良いけど、他の人にはあんまりしたらダメだよ?」
「えっ!?僕の目って変かな?」
「ううん。良ちゃんの目が可愛すぎるのよ。でも、その目は本当に好きな人にしかしたらダメだからね?」
梓は良一の目を不特定多数にされて、流出されるのが嫌だと思う。
「あぁぁ…良一様…私、また作りますわ。毎日でも作りますわね」
桃華は目眩にも似た感覚を覚え、クラッとしながら答える。
「うん!桃華お姉ちゃんお願いね」
良一は桃華の返事を聞いてまた楽しみが増えるのである。


あの後良一達は病院に来ていた。
生徒達の健康診断は午前中に既に終わっており、残るは良一と教職員、それに生徒会の三年生だけである。
良一が梓に連れられて来た時は、良一専用の時間になっており、陽子と病院の職員しかいなかった。
「良一様…」
陽子は良一を見た途端泣き出してしまう。
「良一様…あれから全然来て下さらなかったですね。私…私…」
「ご免なさい、陽子先生…僕、陽子先生の事、忘れてた訳じゃないよ?」
陽子に抱きつかれた良一は、来ようと思えば来れたのに、何故か来なかった自分を恨む。
「今日は離しませんから。私の心が埋まるまでずっと一緒に居て頂きますからね」

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