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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 177


良一が起こされたのは勿論始業後の9時。
今日は睡眠時間が8時間満たされていないのでかなり眠そうで…いや、まだ夢の中である。
その為毎朝のお決まりコースで朝食・準備がされていく。
そして準備が整った時、数名の教師が入ってきた。
「良ちゃん様、お迎えが参りましたよ」
マルスが良一に教えてあげるが、今日の良一はまだお休み中。
「今日は本当に良い事が起きそうね。良ちゃんの寝顔が見れるなんて最高な一日の始まりじゃない」
この学園の教頭であるあずさが良一の寝顔を見つめ、うっとりとしている。
「あずさ先生、お早うございます。今日は良くんの事、宜しくお願いします」
「はいはい、分かってるわ。それより今は話しかけないでくれる?良ちゃんの寝顔を堪能してるんだから」
あずさは麗那をギロリと見ると、再び良一の方に視線を戻す。
麗那は唯一あずさには頭が上がらないので、学園長として憶す事は無いが黙ってしまう。
そんな麗那を尻目に梓はのんびりと良一の寝顔を堪能していた。

「さあ麗那さん。良ちゃんを私に渡して」
良一をしっかりと抱き締めている麗那に梓は手を伸ばす。
「……」
「良ちゃんには今日も学校でしなければいけない事があるの!いつまでも一緒にいれるなんて大間違いよ!?」
麗那が渋っていると、梓は自分が良一と一緒にいたい、ただその一心で麗那から良一を奪い取る。(とはいっても良一を起こさない為に優しくゆっくりとだが)
「貴女も今日は仕事があるんでしょ?良ちゃんも頑張ってくるんだから、良ちゃんの為に貴女も頑張りなさい」
そう言うと梓は学園長室を出ていく。
「待って下さい、教頭先生!」
他の教師とマルスは肩透かしを喰らった様に梓を追い掛ける。
麗那は、(良くんを盾にして…どうして私ったら梓先生に頭が上がらないの…)
良一に危害を加える事は絶対に無いので、その点では安心しているが、良一を取られる事に歯がゆさがある。酷い事はしないが、どうにかしなければならないと思う麗那である。


「皆、良ちゃんの寝顔よ。生徒達にはまだ見せたくないから、今の内に目に焼き付けておきなさい」
梓は良一をお姫様抱っこして、教師達にも見える様にする。

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