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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 176


今回の事で良一は生徒会に副会長に正式に就任する事になった。
本来生徒会に入るには生徒会、教師からの推薦か生徒達の過半数の署名が必要だ。
役員になるにはまだ厳しく、生徒会内の選挙が必要で、その上教師達の過半数の賛成及び学園長と教頭の賛成が必要なのである。
良一は今回そういう正規の手筈は全く取らなかった。
何せ麗那・セリ・唯の絶対権力と生徒会が推したからである。
良一の副会長の仕事は、ただ「副会長である事」である。
つまり良一が副会長として座っている事に意味があり、仕事は何も無いのだ。
良一はその事は知らないのだが、桃華とカレンはそうさせるつもりである。


良一達は夕方になり解散する。
生徒会とは別れ、セリ達に付き添われて良一は学園長室に戻る。
良一が部屋に入ると、麗那が机に伏せていた。
「お姉ちゃん!お姉ちゃんどうしたの?」
良一は麗那が心配になり、麗那の元に駆け寄る。
「んんっ…良くん…帰って来てくれたのね…」
麗那の目元には涙の跡がある。
「お姉ちゃん、何があったの?」
良一が麗那の顔の前に自分の顔を寄せると麗那がキスを求めてきた。
「あのね…お仕事が終わって戻ってきてみたら、良くんがいなかったの…そしたら急に寂しくなって…」
麗那は先程までの寂しさを埋める様に良一にキスをする。
「お姉ちゃん、ごめんなさい…僕が早く帰って来なかったから…」
「いいの。良くんは悪くないのよ?良くんはお姉ちゃんの所にちゃんと帰って来てくれた。それだけでお姉ちゃんは嬉しいんだから」
麗那はキスにより漸く良一が戻って来たと確信が持て、笑顔に戻るのである。
「うふふ、良くんとお姉ちゃん、どっちが年上なんだろうね」
麗那は照れながら良一に抱きつく。
「良くんは今日は何をしたの?お姉ちゃんに一杯お話を聞かせてね」
「うん!」
良一と麗那はソファーに移り話を始める。
麗那に抱き締められて嬉しそうに話す良一。
横にはセリと唯もおり、優しげに良一を見つめる。
話は夜中まで続くが、麗那達は飽きる事なく良一の話を聞き続ける。
良一の話を聞きながら三人は思う。
良一をこの学園に連れてきて良かったと… 良一に元の笑顔が取り戻せて良かったと…



次の日。
良一は勿論寝坊する。
昨夜は遅くまで起きていたのだから当然なのだが、昨日かがりに言われたばかりなのを完全に忘れている。

今日は身体測定の日である。
良一を除いては女しかいないので、女生徒達は開放的になっていた。
中にはそれ以外の理由で開放的になっている者もいたが…

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