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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 167



話を良一の方に戻すと…
生徒会室に着いた良一は桃華達生徒会役員に歓迎された。
桃華達は良一が来る事は知らずに、今日は今年の生徒会主催行事の打ち合わせをしている所だったのだ。
「良一様、よく遊びに来て下さいました。さあ、どうぞこちらへ」
良一は相変わらずセリに抱きついたまま、桃華の案内で応接室に連れられていく。
連れられて行く間、良一の側を優雅にお辞儀していく役員達。しかし、接待の準備で彼女達はとても忙しそうだ。
「良一様、お昼ご飯はもう食べられましたか?」
良一が訪ねて来た時の為に用意された特注ソファーに良一を座らせた後、桃華は良一の斜め前に立ち、良一に質問する。
マルスは良一の後ろに控えており、セリは勿論良一の隣に座っている。
「ううん、まだ食べてないよ」
良一がそう答えると、桃華はパッと顔を笑顔に変え、後ろにいた役員に用意を指示する。
「良一様、今日もお天気ですのでお外で食べませんか?実は今、急いで用意をさせておりますのよ。そうだ、私も手伝って来ますわね。愛さん、良一様にお茶をご用意して差し上げて」
桃華は少し離れた場所にいた愛に後を託すと急いで部屋を出ていく。
愛は相変わらず無表情に近いが、桃華から良一の世話を頼まれやや表情が柔らかくなった様に見える。

「良一…様、お茶でございます…」
「有難う、愛お姉ちゃん。あ、この紅茶美味しいね。ねえ、セリお姉ちゃん?」
良一は愛から受け取り、笑顔でお礼を言うと、紅茶を飲み、セリと雑談を始める。
(私って何で良一の前じゃ言葉が出てこないのかしら…でも、良一が喜んでくれた…良一が…)
愛は良一にお礼を言われ、一人悦に入るのである。
「お昼…そっそうだ、アンジェラさん・中山さん・サブリナさんとお昼を食べる約束したんだ。」
愛から貰った紅茶を飲んで心をリラックスした良一はアンジェラ達との約束を思い出した。
「ねえねえ〜愛お姉ちゃん、アンジェラさん達とも一緒に食べて良いでしょう。」

「えっ!?ち、ちょっと…」
「ねぇねぇ、いいでしょ?」
良一が愛の袖を掴み軽く引っ張りながらお願いをする。
「…良一様がそうお望みならば…」
(アンジェラって誰よ!?桃華はいるけど、折角良一との時間を楽しめると思ったのに…)
愛は良一の勢いに負けて遂承諾してしまう。
「やったぁ!有難う、愛お姉ちゃん」
良一が満面の笑みを向けると、表情は相変わらず変化が無いが、本当は愛はもう立っていられない程上気してしまう。

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