PiPi's World 投稿小説

学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

の最初へ
 163
 165
の最後へ

学園の花婿 165

「貴様…言わせ…(ておけば…)…」
「ちょっと待ちなさいよ!良くんだからそれは許されるの!貴女こそ何様のつもりよ!良くんあってこその私達。良くんは私達がこの学園の生徒である為にいてくれてるんだから、何をしても許されるんだから!」
マルスが流石にキレてかがりに言い返そうとすると、ヒナがそれよりも怒って言い返す。
良一は今までヒナのそんな姿を見た事が無かった。
ヒナはいつもニコニコとしていて、皆と仲が良く、キレるなんて事は絶対に無い女の子だと思っていたからだ。
「マルスさん…僕…もう駄目だよ…」
良一がもう耐えきれなくなりマルスの背中にしがみつくと、マルスは良一の事の方が心配になり後ろを振り向く。
サブリナとアンジェラは良一が心配になり、良一の元に近付く。
そこに…
「波風さんだっけ?良一様を侮辱して…貴女に生きる資格は無いわ!今すぐ殺してやる!」
生徒の一人が完全にキレて側にあった椅子を掴む。
「貴女達、何してるの!?」
教室の扉が勢いよく開くと、そこには激怒りの唯が仁王立ちで立っていた。
「今は休み時間ですが、椅子を掴んで殺してやるとは何事ですか。しかも、良君を怯えさせるなんて、貴女達はそれでも淑女ですか。」


「「!!!!!!」」
普段は温和だが、唯の意外な一喝にびびる生徒達であった。
「唯先生、待って下さい。」
しかし、かがりだけは冷静に唯に対応するのであった。

そして、かがりは唯に事の次第を話すのであった。
「そういう訳ね。確かに貴女に一理あるわ。でも、波風さん。貴女も遅刻位で目くじらを立て良君に言い過ぎよ。」


「そうですか・・・私は特別扱いは間違いだと思います。」


「………」
「………」
双方黙って暫し、睨み合っていたが…
キンコーン、カンコーンx100
「授業が始まりますね。その件は日を改めて話します。席に付きなさい。」
「…わっ解りました。」
場の雰囲気と状況を考えて引き下がるかがりであった。
「今日の午後は貴女達は『淑女』についての説明をします。この学園の授業は直接的、もしくは間接的に『淑女』である事が必要ですから」
「全ては良一の為に」生徒達は淑女にならないといけない。それがこの学園の入学条件の一つであるからだ。
「良くん?」
唯は今まで教師の顔になっていたが、未だにマルスの背中にしがみついている良一の元に寄ると、完全に「優しい唯お姉ちゃん」の顔になる。
「良くんはね、今日は別に大切な用事があるの。それはこの学園にはとっても大切な事だから、良くん行ってくれる?」

SNSでこの小説を紹介

レイプの他のリレー小説

こちらから小説を探す