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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 164

しかし、マルスの脅しを全く恐れず、アンジェラ・ヒナ・サブリナの三名は気軽に良一に話すのであった。
「良一サマ〜今日のお昼一緒に食べませんか〜パパが故郷の美味しいお菓子を取り寄せてくれましたの。皆さんで食べませんかとっても美味しいのですのよ。」
お姫様みたいな愛らしい笑みで良一話しかけるアンジェラ。
「アンジェラさん、それは良いわね。良くんはどうするの。」
アンジェラの提案に賛同するヒナ。
「へ〜イ〜良一く〜ん、今日の授業が終ったら皆で一緒に遊びませんか〜ワタシ〜良一クンと仲良くなりたいでデス♪〜」

「ありがとうアンジェラさん、中山さん、サブリナさん。じゃあ、授業が終ったらアンジェラさんのお父さんが取り寄せてくれたお菓子を四人で食べよう。」
良一の方も未だ少しぎこちないが、この三人とは打ち解けた様である。
「それと、良一様。私の事はさん付けではなくてアンジェラと御呼び下さいませんか。私も先生方みたいに呼び捨ての方が嬉しいですわ。」
どこで情報を仕入れたのかアンジェラは少し顔を赤らめて良一に呟いた。

「う、うん…」
良一が少し困った様に返事をすると、アンジェラは大喜びする。
「じゃあ私も!」「ワタシも!」
二人はいまいち訳が分かっていないが、とりあえず同調しておく。
「良一君、少しお話があるのですが宜しいですか?」
そこに無表情に近い顔でかがりが近付いて来た。
マルスは三人は良一に危害を与えないと思い好きにさせていたが、かがりの表情を見て身構える。
「貴女は?」
良一を隠す様にして前に立つマルスにかがりが明らかに嫌そうな顔で尋ねる。
「良ちゃん様の護衛のマルスだけど?良ちゃん様に何の用かしら!?」
二人の間に目に見えない火花が散り始めると、周りにいた者は巻き込まれまいと距離を開ける。
「私は山田君に用事があるの。そこをどいて下さらないかしら!?」
静寂の中にある異様な空気。
良一は耐えきれなくなって、マルスの前に出るのである。
「波風かがりさんでしたよね?僕に用があるらしいですが、何ですか?」
良一は表向きは普通に対応するが、実は内心かなりビクビクしており、手も膝もかなり震えていた。
その様子に気付いたマルスが表情はかがりを威嚇したまま、後ろからそっと良一を支えてあげる。
「何か用?どの口がそんな事を言っているのかしらっ!?
…昨日も今日も遅刻して…いくら君が学園長の従姉弟で婚約者だとしても、君は学生の身。皆に迷惑をかけて、私は許さないわ!」
表情は不機嫌なままで、声はそこまで大きくないが、言ってる事は過激である。

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