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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 158

「そうね。マルス?」
セリの言葉に頷いた麗那はマルスの方を向く。
マルスも心得ていて、良一を必要以上に生徒の視界に入らない様に前に立つ。
「では…貴女からね」
セリの合図で生徒達はある者は緊張した面持ちで、ある者は嬉しそうに、ある者はやる気マンマンで自己紹介を始めるのである。

数名が自己紹介をした時、良一は何となく見覚えのある生徒が紹介しているのに気付く。
「初めまして、良一様。水野 樹梨です。良一様の為に全身全霊をこめて尽されて頂きます」
樹梨は意味深にウィンクをして席に戻る。
ただ、良一は…
マルスによってそのウィンクは見れなかったし、ついでに言えば誰であるか思い出せなかった。

生徒の中には勇気ある者もいて、マルスの真横まで来て自分をアピールしようとする者までいた。(マルスを押し退けてまでアピールしようとする者は流石にいない)
マルスは良一が危険だと思えば制裁を加えたが、ある程度は許してあげていた。
「良一様、君津 春菜です。良一様との御縁…信じても良いですよね?私はあの…いえ、この御縁を信じて良一様をずっとお慕いしていきます」
次に紹介した春菜は途中であの時のマルスの言葉を思い出す。
良一との出会いは一歩リードしていると信じたい春菜は、自分をアピールする為におしとやかに自己紹介をした。

良一は自己紹介をしている生徒の中に、何人か印象に残る生徒がいた。
「波風かがりです、よろしくお願いします良一君。」
波風かがりと名乗る少女はあっさりと名乗るだけだった。
「よろしく波風さん嬉しいな。ここに来て君と呼ばれたの初めてだよ。」
「そうですか。」
かがりはつれない返事を返すだけであった。
かがりはそのまま席に戻る。
他の生徒達とは違う態度に本来なら不審に思うが、この時の良一は新鮮に感じる。

そして気になった二人目の生徒は…

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