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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 149

横で同じくこの光景を見ていたセリが、呆れ顔で皿を片付けていく。
「私も手伝います」
唯も同じくセリと一緒に手伝い始めた。

結局良一達が夕食を始めたのは1時間後であった。


そして次の日。
今日はいよいよ入学式である。
現在の時刻は午前8時。因みに入学式が始まるのは8時30分である。
「起きて良くん」
この台詞を麗那は今日何十回言った事か…
今日の良一はいつもより数倍もの手強さで布団にしがみついて起きないのである。
「ぅ〜ん…お姉ちゃぁん…」
良一は勿論まだ夢の中であり、麗那の声を聞く度に甘い寝言を言っている。
「なぁに、良くん?」
麗那は良一を起こさないといけないと思いつつも、良一の甘い寝言を言う度に、頬が緩んでしまうのだ。
「良くぅん…もう入学式が始まっちゃうよ?」
「もう…良くんったら可愛いんだから…
サラ、マルス、ちょっと来て!」
麗那は隣の部屋に控えている二人を呼び、学園長の顔になった。
「今日は良くんの晴れ舞台よ。良くんを起こすなんて天と地が引っくり返ってもしてはいけない事。しょうがないから奥の手を使うわ。まずはセリちゃんと唯ちゃんに準備をさせて。その後、主だった教師を集めれるだけ集めてきて頂戴!」
麗那に命令された二人はいまいちこれからする事に理解出来ないまま命令に従い動き出す。
今からある計画が実行されるのだ。



サラ・マルスによって僅か5分で10人程の教師達が集まった。
中にはまだ着替え中で、下着姿のままの者もいたが、それでも「良一様の為」という事でそのまま陸上選手並の速さで集まったのだ。

そして今…良一は眠ったまま体育館の良一専用部屋にいる。
良一の今の状況…学園長室の麗那のベッドに寝たままである。
麗那が教師達を呼んだのは、ベッドを運ばせる為だったのだ。
そして今は良一を寝かせたまま、セリと唯が良一に着替えをさせている。
「くしゅんっ!」
「あっ、良くんが風邪をひいてしまったわ!お姉様大変です。今すぐ陽子先生を呼ばないと」
まだ寝たままの良一が、服を脱がされ寒かったのであろう。くしゃみをするとセリがあたふたとしてしまう。
「良くん、しっかりして!サラ、今すぐ陽子先生を呼んできなさい!入学式は中止よ!」
麗那もこの有り様で、サラは急いで陽子を呼びに行こうとした。
「待ちなさい!良はくしゃみをしただけよ。陽子先生を呼びに行かなくてもいいし、入学式を中止にしなくてもいいわ」
この中で唯一冷静な百合子がサラを止めに入る。

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