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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 140

桃華が良一達の前に現れると、その後ろには愛がいるではないか。
「あら?今日は桃華ちゃん一人だけのはずじゃないかしら?」
麗那が不思議そうに桃華に尋ねると、桃華は苦笑しながら口を開く。
「実はあまりの嬉しさについ愛さんに言ってしまって…」
桃華の言葉に愛は無表情に近いが嬉しそうにしていた。
「麗那お姉様。突然の我儘ですが、本当によろしかったのですか?」
「良くんが嬉しそうにしているのに、反対をする理由なんて無いんじゃない?」
桃華の問いに、麗那は当たり前といった感じで答える。
「有難うございます。それでは良一様参りましょう」
桃華が嬉しそうに良一に手を差し出すと、良一も嬉しそうに腕を絡める。
「良くん、気を付けて行ってきてね」
「うん、お姉ちゃん行って来ます!」
麗那が手を振ると、良一も笑顔で手を振り、三人は部屋を出ていくのであった。



そして、少し歩くと良一が桃華に尋ねて来た。
「ねえねえ〜桃華お姉ちゃん、今日は学園辺りを散歩するんでしょう。どれ位掛かるの?」
良一の質問に桃華は親切に答えた。
「そうですわね〜2時間位あれば学園の敷地内全部は観れますわよ。」

「そうなんだ、楽しみだな〜」
うきうきする良一であった。
一方良一と桃華の後ろを歩いている愛はというとどす黒いオーラを思いっきり発していた。
「・・・・・(桃華、私の前で良一といちゃついて見せびらかすなーこの女狐!!!)
良一と桃華の微笑ましく会話をしていたが、そんな二人を羨ましそうに黙って見て心の中で怒っている愛であった。
すると、愛の凄まじい怒りを感じたのか良一は顔を後ろへ向けると愛に話しかけてきた。
「・・・愛お姉ちゃん、どこか悪いの大丈夫。」
ギスギスしている愛にさり気無く気遣う良一であった。
「だっ大丈夫ですわよ良一様。それよりも前を見ないと転んで怪我をしてしまいますわよ。昔、前を見ずにしょっちゅう転んで大泣きしてましたから気を付けて下さいね。」

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