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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 137

「…静香さんがそう言うなら…」
大樹は少し考えるが、静香の言う事なので反対をしない。
「大樹さん有難う…」
「静香さん…」
すると二人は良一の事など忘れたかの様に見つめ合ってしまった。
「…良くんと一緒にいれるのは嬉しいですが、重要な事を忘れていましたね…」
セリが麗那の横に来て、溜息を付きながら麗那に呟く。
「…そうね…お二人は万年新婚夫婦だもんね…」
麗那は溜息を付きつつも、密かに羨ましく思うのであった。


その後1時間二人は熱い目線を送り続けていた。
良一達は暇なので、奥の部屋でお茶をしていた。



あの後、大樹と静香はラブラブそうに寄り添いながら南米の自分達の研究所に帰って行った。
良一は今までは両親と離れるのが寂しかったが、今は麗那達がいるので笑顔で送り出してあげた。


オリエンテーションは一週間行われ、良一もマルスやサラに守られながら見学に行く事はあったが、マルス達に守られても危険な状態になりつつあったので、すぐに引き上げていた。

生徒達はこのオリエンテーションで、一応は学園の規則を覚え、今までした事の無い寮生活に慣れていくのである。


そして最終日。桃華が生徒会長としてオリエンテーションが終わった旨を麗那に報告しにきた。
「麗那お姉様、無事オリエンテーションが終わりましたわ。明日は皆さんお休みですが、明後日は入学式。いよいよ私達と良一様の学園生活が始まりますわね」
桃華が楽しみといった感じで麗那に話すが、今の麗那にはそんな事はどうでもよい。
「桃華ちゃん、今良くんの耳掃除をしていて忙しいんだけど…?」
良一は気持ち良さそうにしていて、麗那にとってはその顔を見る方が重要なのだ。
すると、麗那に膝枕してもらっている良一は麗那の袖を軽く引っ張り話しかけた。
「お姉ちゃん、いくら忙しくてもそんな言い方は桃華お姉ちゃんに可哀相だよ。」
耳掃除をしてくれる麗那の心遣いは嬉しい良一であったが、自分との学園生活を楽しみにしてる桃華につれない態度をする麗那をたしなめる良一であった。
「そ…そうね、良くんの言うとおりだわ。桃華ちゃんごめんなさいね。」
良一には相変わらず甘い麗那であった。
(良くん…)
盲目な桃華は良一のこんな言葉でもうっとりしてしまう。
「…ところでお姉様。良一様を少しお借りしてもよろしいでしょうか?生徒会の皆さんに良一様を紹介したいのですが」
桃華はうっとりしていたのだが、もう一つの目的を思い出した様に麗那に伝える。
「…そうね。せっかく良くんと一緒にいれたけど、桃華ちゃんに悪い事をしたし、何れは生徒会に良くんを紹介しないといけないと思っていたし……
わかったわ。マルスにお供をさせるから、2時間だけ良くんを連れていってもいいわよ」

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