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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 128

「り、良くん…まだ朝が早いから寝ていていいのよ…」
麗那は今の自分の激怒した顔を見られたくなくないので良一にまだ寝ておく様に言う。
「う…ん…… じゃあお休みなさい。
……あっ、アップルパイだぁ〜、いただきま〜す」
良一は再び寝ようとするのだが、どこからともなく漂ってきたアップルパイの匂いにつられてひよりの元へ寄って行く。しかしここで補足しておくが、良一が寝惚けているというのは分かって欲しい。
「…う〜ん、なんか形が崩れてるけど……  むにゃむにゃ…いただ…き…ま…す…」
良一はとうとう眠気に耐えきれなくなったのか、ひよりの顔に被さる様にして寝てしまう。
時折寝言で「美味しいなぁ」等と言っているのを麗那が見て、漸く麗那の怒りも収まっていくのだった。
「もう、良くんったらぁ」
麗那は良一の寝顔を見ていとおしそうにしている。いつの間にか起きていたセリも良一を優しげに見つめ、麗那と並んでいるのであった。

ちなみに美月といえば、麗那の怒りが収まったのを見てほっと心をなで下ろす。
自分も言いたい事は山程あるが、今はこそ〜っと部屋から出ていくのであった。




数日後…
あの日から良一は一瞬でも時間があれば、ほとんどの教職員からいたれりつくせりの待遇を受けていた。
流石に過激になり過ぎていたのでマルスが止めていたが、それでも止まる事なく過激になっていっていたので、麗那直々に良一を保護した程だ。

そして今日はというと、学生にとっては待ちに待ったオリエンテーションの日である。
今日から約一週間、この学園でのしきたり等、生活全ての基礎を学ぶのだ。
そして…今年は唯一の男、良一が入っているので、思春期の少女にとっては興味に満ち溢れているのだ。



一方、とうの良一はと言うと。
『何だろう。さっきから皆にジロジロと観てるな。それに皆の顔も赤いな、マルスさんに聞いてみよう。』
この異様な雰囲気に戸惑って如何するか考え隣のマルスに相談した。
「ねえ、マルスさん・・・皆、僕の顔をジロジロとみて顔を紅くしてるよ何で?」

良一の質問にマルスは良一の耳元で静かに説明した。
「ああ、それはですね。皆、良ちゃん様の魅力に惹かれてるからですよ。」

「・・・・僕に惹かれてる・・・イマイチ解んないな。」
とっ良一は思うのであった。

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