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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 116

「あ〜ん、良ちゃんご免なさい。あずさちゃんが悪かったわ。お願いだから泣かないであずさちゃんを許して…」
あずさは良一の元に駆け寄り、必死にお願いをする。その願いが通じたのか、泣く寸前だった良一は顔を上げ、あずさの方をじっと見つめる。
「本当にあずさちゃん?」
「本当よ。本物のあずさちゃんよ!良ちゃんを大好きなあずさちゃんよ!」
良一はやっとあずさ本人だと分かると、麗那から少し離れて今度は良一があずさに対峙する。
「あずさちゃん、おねえちゃんを苛めたら駄目だよ?」
良一が恒例の無意識・上目遣いで見ると、あずさは必死に「分かったわ」と誓う。
(教頭先生のあんな姿初めて見たわね)(ええ、大人しい教頭先生も良一様の前ではオンナになってしまうのね)(良一様って何でこんなに魅力があるのかしら。本当に不思議ね)
と周りにいる教師達はひそひそと話し合っている。
 
「あずさちゃん、何で遅れてここに来たの?」
良一に尋ねられ、あずさはここに来た経緯を思い出す。
「皆さんがいなくて暇だからお散歩してたの。そしたらお手洗いから帰って来る彩先生を見かけたのよ。それで良ちゃんがここにいるって分かったから急いで来たのよ」
あずさは良一に許してもらって嬉しそうに良一の頭を撫でながら話す。良一は「そうなんだ」と答えると、「お姉ちゃん、僕お腹すいちゃった」と言って麗那とセリに振り返るのであった。


ようやく全員の自己紹介が終わり、麗那の掛け声で乾杯を終える。
この歓迎会は立食形式になっており、一応椅子は用意はされているが皆立って食事を取るはずであった。
しかし、主賓である良一と、主催者である麗那は王様。王妃様の様に椅子に座らされ、教職員達に至れり尽くせりされている。二人の両隣には、良一側にセリ、麗那側に唯が控えており、教職員達が変な事をしないように、マルスもすぐ近くで目を光らせている。
教職員達は良一に取り入る為に食事を取ってきたりジュースを注いであげたりする事に余念が無い。もちろん良一の事を考える時は、麗那もセットなので麗那に対しても至れり尽くせりしている。
麗那はこの日の為に用意した、何百万もするワインを何十本と用意しており、それだけこの日を待っていたかが窺い知れる。
麗那は成人なので教職員達にお酒を何杯も勧められ、いい感じに酔っ払ってきたようだ。

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