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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 113

「いったぁい…」
きらが涙目になっていると、良一が近づいて手を貸してあげる。
「先生大丈夫?僕が立たせてあげるよ」
するときらは激しくではないが、良一の手を振り払ってよろよろとしながら地面に立ち上がる。
「私は大人ですから大丈夫です。良一ちゃんよりも6歳も上で、立派なレディなんですから!」
ロリ顔で、ロリボイスで言われても全く説得力がない。麗那を含め周りにいた者はいつものきらのドジなので笑いを堪えながら、きらの背伸びを見ていた。
「先生ご免なさい…」
女性に対しての付き合い方がいまいちまだ分からない良一は、きらを本気で怒らせてしまったと思い、おどおどとしながらきらに謝る。
「えっ…いや怒ってないから。良一ちゃん優しくしてくれて有難うね」
きらは今まで自分のドジを笑われるだけで、優しくされたり謝ったりされた事がなかった。自分と同じで幼い顔立ちをした良一に親近感を覚えて良一を可愛がってあげたいと思うのであった。

「後は四人ね。皆出てきて頂戴」
麗那が呼ぶとまだ紹介を終えていない四人がでてくる。
「家庭科の被服担当の萩原夕夏先生に調理担当の菊池真紀先生、そして華道と着付け担当のセリちゃんに情報処理担当の如月エミリー先生よ」
麗那の紹介でまず夕夏が前に出て挨拶をする。
「良一くん、私の縫ったタキシードの着心地はどうですか?」
夕夏は自分の縫ったタキシードが良一にすごく似合っていて、良一のタキシード姿があまりにも輝いて見えるのか目をキラキラとさせながら良一を見つめる。
「先生有難う!この服すっごく着心地がいいよ」
良一の満面の笑みで麗那は元より周りにいる教師達はクラっと立眩みを起こしそうになる。
「お兄ちゃんよりいいかも…お兄ちゃん優しいけど、私をあんまり褒めてくれなかったもん…」
先日結婚した兄にぞっこんだった夕夏だが、良一の笑みの被害者になる。
「先生これからも僕の服を作ってくれるの?」
そして再び良一の秘儀・無意識上目遣いが出ると、さらなる被害者が出るのである。
(お兄ちゃんは私じゃなくって義姉さんを選んだからもう知らない!お兄ちゃんより優しいこの子を守ってあげなきゃいけないもん)
夕夏は早くも27年間思い続けた兄を捨て、良一を選択するのであった。
 
「はい、こんな子はいいとして…良一くんこれを持って?」
夕夏を押し退けて、エミリーが前に出てきて良一にリモコンの様なものを持たせる。

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