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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 106

「唯お姉ちゃん…」「良一くん…」
そこには美少女漫画の様な周りにバラが散りばめられた光景が出来た。麗那は二人の再会を心から喜んでいるが、周りにいた女性群はその光景を羨ましそうに見ている。
「あの…そろそろ次の人にいってもいいでしょうか?」
良一は声を掛けられたので唯の胸から離れると、いかにも「学年主任で生徒指導の先生です!」と言った雰囲気の女性が戸惑って待っていた。
「あっ、ごめんなさい。それよりも先生、頭に糸くずが付いていますよ」
良一はその人物の頭を見ると、糸くずが付いているのを見つける。そして頭に手を伸ばすと糸くずを取ってあげる。
「あ、ご免なさい。僕が触ったから綺麗な髪の毛が乱れちゃった…ねえ千乃、クシを持っていないかな?」
良一が千乃の方を見ると千乃が急いでクシを用意する。そして良一は千乃にお礼を言い受け取るのである。
「先生の髪の毛って綺麗だね。お姉ちゃんみたいにサラサラしているから、ずっと触っていたいな」
良一は髪の毛を解いてあげながらそんな感想を述べる。
「私の名前は早乙女恭子って言うんです。先生じゃなく、恭子って呼んで下さい。私も嶋原さんみたいに呼び捨てにされたいです…」
恭子は良一に髪の毛を解かれ、顔を茹ダコの様に真っ赤にさせ、良一に聞こえるか聞こえないかという位の小さな声で呟く。
(うそぉ…あの早乙女先生が赤くなってるわよ)(鬼みたいって生徒から言われてるのに、良一様の前じゃオンナになるのね)
周りにいた教師がコソコソと喋っているが、良一との距離が近い為にそれは丸聞こえである。
「う、煩いわね貴女達っ!良一様の御前で内緒話なんてみっともないわよ!!」
恭子は良一の前で乙女になっているのが自分でも分かるので、恥ずかしさを隠す為につい怒鳴ってしまう。
「はい出来たよ。恭子先生、これから宜しくお願いします」
良一は髪の毛を解き終えて礼を言うと横にいた教師に目を移す。
恭子は良一に呼び捨てにされなかった事が悲しかったが、それでも良一と触れ合えた事を心の中にしまうのであった。
「学園長の可愛い従姉弟さん、初めまして。早乙女先生と同じで国語の教師をしている星川ありすですわ。これから一緒にお勉強をしましょうね」
ありすは良一と目が合うと、自己紹介を始めて最後にウィンクをする。彼女は胸元が開いた服を着て、超ミニのスカートを穿いて良一を魅了しようとしているようだ。横にいる恭子や少し離れた場所にいる瑞穂は彼女を見て嫌そうにしているが、みきは仲が良いのか嬉しそうにしていた。

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