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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 105

「そうなんだ、じゃあ僕、お姉ちゃんの自慢として恥じない様に頑張るね。」
良一の決意を述べた。
「良くん、偉いわやっぱり私の良くんよ。」
トントン…
良一が麗那に褒められて嬉しそうにしていると、良一は肩を叩かれる。実はこの頃になると、周りは教師のお姉さんばかりで、奥にある食事達は寂しそうにしているのだ。
「良一君久しぶりね。私の事分かる?」
良一の目の前に見覚えのある人物が立っている。
「もしかして…唯お姉ちゃん…?」
「えへへ…覚えていてくれたんだね。お姉ちゃん嬉しいな」
「唯お姉ちゃん、会いたかったよぉ…」
良一は唯だと確認すると、唯の胸の中に飛び込む。いつも麗那か唯の胸の中にいた良一は、麗那とは違うが安心感のあるこの胸に包まれると、幼い頃の幸せな時代を思い出すのだ。
「良一君、私ね、良一君のお陰でこの学園の教師になれたのよ。本当に有難う…」
唯は良一の頭を優しく撫でながら、良一と同じく昔の事を思い出していた。
唯こと川口唯は11年前に両親を交通事故で失った。天涯孤独になった所を遠縁である花園家に引き取られ、そこで幼い良一と高校生の麗那に会ったのだ。
唯は良一と会い、守ってくれる存在はいなくなったが、自分の一生を掛けても守らなければいけない存在が出来た。いつも優しく接してくれる麗那、そして自分を癒してくれる良一をだ。
唯は生まれつき歌の才能があり、良一にいつも「お歌を歌って」とせがまれていた。唯自身も良一に歌ってあげる事が大好きで、良一のお陰で音大に進み、この学園の教師になれたのだ。
「唯お姉ちゃんは歌が凄く上手いかったからだよ、僕は何時も聞いていただけだよ。」
良一に褒められると唯は首を横に振って答えた。
「そんな事ないわよ、良一君が何時もお歌上手いよって褒めてくれたお陰よ。」

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