その時、男の指もみほのGスポットを探りあて、強弱をつけて刺激してきた。
みほの頭は真っ白になり、声にならない声をあげながら、身体と顎をのけぞらせて痙攣する。

ビュッ……ピシュッ…プシュゥッ………

男の顔にみほは透明な液体を吹き付けた。それを満足そうに舐め取った男は、ものほしげに愛蜜を溢れさせ、開閉を繰り返している花弁に異物を押し当てた。

ぐりゅっ！！


「！？」
続け様の刺激に、みほの身体がベッドを軋ませる程に跳ねる。
男は乱暴に、巨大な異物をなんなく飲み込んでいくみほの中にソレを押し込んでいく。それは冷たく固く無機質な。
その冷たい感覚に身震いしたみほへ、男は止まることなく物質の出し入れを繰り返す。

クチュッニチュッ…

規則正しかった軽い水音が徐々に深みを増した音に変わっていく。

ジュブッ…ジュチュッ…ジュブゥ…

愛液は粘りをおび、肉襞も絡み付く。みほの腰はいつしか生めかしく揺れ、飲み込まされていく物体を更に奥に誘うような動きを見せた。

その様子に更に手の動きを男は早めながら、みほの猿轡を外した。
解放されたみほの唇からは耐えず荒い息遣いと甘ったるい声が漏れていた。もはや抗う事をやめ、みほは与えられる刺激を受け入れていた。

「アッアッアンックンッ…ンッハッ…」
みほの身体は桃色に紅潮し、汗ばんできた。肉体が快感に揺れる度に汗が光る。
『いやなのに…気持ち…いぃ…』
ヒクヒクと下半身が震え、絶頂に近付きはじめたみほに、男はみほの最奥に埋めた異物…絡み付く愛蜜に光る黒いバイブのスイッチを初めていれた。

ヴンッ！

バイブの先端が凶悪にえぐるように周り始める。

「ヤゥッ！！」
ビクリと強く跳ねたみほのクリトリスにバイブから延びている小さな双頭の突起を男は強く押し付け、そのままバイブのパワーを最大まで上げた。

「ンアァアァァッ！！！」
えぐるスピードが上がり、そればかりか押し付けられた突起がクリトリスを細かく強く擦りたてた。
みほの腰が何度も淫らに上下し、背が反り返る。
そのまま何度かビクリビクリと痙攣をした後、荒い息を繰り返しながらぐったりと身体をベッドに沈めた。

「凄いね。こんなに乱れて…」

ボゥとしたみほの頭の中で忘れかけていた声がぼんやりと響く。
重ねていた足に冷たい手がかかっても、みほはまだ覚醒できずにいた。
みほがぐったりしていた間に服を脱いでいた男は、みほの足を大きく開くと、白く泡立った蜜に濡れた秘部に貪欲な肉塊をゆっくりと擦りつける。

じゅるっじゅるっ……

陰毛すらも巻き込みながら、その感触を楽しみ、自身を充分に湿らせた男は、みほの乱れた花弁を押し分けると狙いを定めた。
心身の痛みを完全に服従させた快楽にみほは酔いしれていた。
弾む息の乱れすら快感の一部に感じ、うっすらと瞳を開けると、傍らに自分の愛蜜にまみれたグロテスクな模造ペニスが転がっているのが見えた。


「！！」

みほは慌てて身をよじる。今、更に自分を快楽へと追い込もうとしている熱く堅い欲望が既に模造品でない事に気付いたからだ。
レイプされた時の屈辱感、要の顔…みほの脳裏にフラッシュバックする光景の中、一気にソレはみほの膣内に力強く潜り込み、荒々しく突き進んできた。

「い…やぁぁぁぁぁっ！！」

今だ不自由な手を必死に動かすがなんの助けにもならない。