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いつもの帰り道
官能リレー小説 - レイプ

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いつもの帰り道 5

その前に、みほに借りたCDを返したいので自分の家に寄りたいと言う要に、みほも初めて要の家に行く嬉しさに、昨日の惨劇を忘れかけた。

些細だが楽しい会話をしながら、二人は要の家の前に着いた。家の前には、物々しいバイクが止まっていて、要は兄の改造バイクだと、少し誇らしげに話した。男の子は、やっぱり車やバイクが好きな人が多いのかと、家にCDを取りに入った要を待ちながら、みほはバイクを覗き込んでいた。しばらくして扉が開いたので、みほは笑顔で顔をあげる。
「かなめく……」
呼びかけた声も笑顔も凍り付き、手からはカバンが落ちた。扉から出てきたのは要ではなく、昨日みほを犯した男だったからだ。
みほは、驚きのあまり、悲鳴をあげる事も逃げ出す事もできずにいた。男もバイクの傍にいるみほに気づき、最初は怪訝そうな顔をしていたが、昨日の事を思い出したのか、驚いたように目を見張った後、みほの手を強く引き、強引にバイクに乗せた。そして自分もバイクに飛び乗ると、みほが動けないでいる間にバイクを発進させてしまったのだ。みほが、気づいた時はバイクはスピードを上げ始め、後ろには呆然としている様子の要の姿が見えた。

振り落とされないように嫌々ながらも男にしがみつく形を取る。みほが知らない道をバイクは走り、ホテル街らしき通りに出る。
みほは、不安で堪らない。忘れかけていた昨日のことがまた頭に蘇る。思わず、男の背中を強くつかむと、それを合図にしたかのように、男は一つのホテルにバイクを進めた。
個々に分かれた駐車場から直に入られるタイプのホテルらしく、みほは逃げ出す隙も与えられず、引きずられるように個室に連れ込まれてしまった。
「また会ったね」
男はみほの手を強く掴んだまま頭の先から下まで眺める。
みほは恐怖のあまり答えられずにいる。
「制服、新しいの買ったの?」
男の問いに、みほは震えたまま返事をすることすらできない。
返事をしないみほに苛立った男は、みほの制服の襟元に手を入れ、無理矢理引き裂こうとする。

「やっ…やめて!お願い!この一枚しかないから…!」
慌てるみほの様子に、男も制服の替えがない事を察して手を止めてくれた。ホッとしたみほに男は冷たく言い放った。

「脱いで」
「えっ!…イヤ…です…」

片手で両手を捕まれたまま、みほは弱々しくも抵抗するが、制服に手をかけた男の手に再び力がこめた為、仕方なく首を縦に振った。

「キャッ!!」

男はみほが逃げないようベッドへと突き飛ばすと制服を脱ぐように促す。蘇る恐怖と苦痛を思いだし、みほは小さく嗚咽をもらしながら、下着姿になった。
「も…ゆるし……」
何度もしゃくりあげ顔を涙で濡らしながら、みほは男に懇願するが、男は口元に笑みを浮かべたまま首を横に振る。
みほは身体を震えさせたまま動けない。何故なら、男の高ぶって固くなっているものがズボン腰にみほの太股に当たっているのだ。恐怖に耐えられなくなり精神的にも追い込まれたみほは、男に自由を奪われたまま、あらん限りの力で暴れだし、聞こえないと分かっていても悲鳴をあげ、助けを呼んだ。
しかし、その瞬間に乾いた音と頬への熱い痛みに思考と動きが停止する。

「あ…うぁ……」

次の瞬間、ガタガタと震えが先程よりも酷くなる。そんなみほの口の中には鉄の味が広がっていった。

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