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体育教師
官能リレー小説 - レイプ

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体育教師 5

次に母から聞かされた言葉に、京子は今度こそ頭が真っ白になった。
「萩原先生がね、すごく心配されてたからあんたのケータイ教えといたからね。私も今日は夜勤で様子見れないしって言ったらそういうことになったのよ。電話きたらちゃんとお礼言っときなさいよ〜」

ケータイを…教え…た……?

一方の母はそんな娘の様子にはまったく気づくこともなく、軽快に出かけていったのだった。

〜♪〜〜♪

まるでそのタイミングを見計らったように机の上に置いておいたケータイが鳴り出した。
「………っ…」
恐る恐る起き上がって震える手をそっとケータイを手にとった。液晶画面に映る番号は登録されてないケータイからだった。
この電話をとりたくない。けれど、とる他に選択肢がないことを京子はもう分かってしまっていた。
「……もし、もし…?」
「……気分はどうだ?京子」
「ひっ……」
信じたくない悪夢が戻ってきた。いや、こっちが現実なのだ。
聞こえてきた低い声に震えそうになる体を抱き締めながら自分を奮い立たせた。その笑いを含んだ、人を見下したかのような教師が教え子にするとは考えにくい口調に、すべて現実なのだと思い知らされる。嫌悪しかないのに、薬によって無理矢理快感を引き出されてしまったのも。自分でも知らなかったはしたない喘ぎ声をあげたのも。その姿をすべて好きな人に曝してしまったのも、すべて現実で起こったことなのだ。
「…どうだ?京子。…オ〇ンコの調子は」
「…っ!…そっ…そんなの知らないっ。よっ…呼び捨てにしないでっ!」
「…随分と反抗的だなあ…クックッ…」
電話口から飛び出した卑猥な言葉に、全く免疫の無い京子は思わず大きな声をあげ、反論の言葉を返していたが、言葉を返すだけで精一杯の京子とは裏腹に、萩原はさも楽しそうに笑いながら言う。
「っ……こんなこと許されるはず、無いわっ………」
声が震えないように必死になって言葉を絞り出したが、それを聞いた萩原が、突然大きな笑い声を上げた。
「え?……な、なによ」
「……クックック…いやぁおまえらどっかで通じ合ってんのかと思ってなぁ…」
お前ら?通じ合う?
気を失っていた京子には、まさか彼が同じことを発言していたなど知る由もないことだ。困惑気味で言葉を失う京子に、ようやく笑いをおさめた萩原が言う。
「なぁ、京子。おまえが今言いたいことはそんなことじゃあないだろう?」
「え…」
「もっと他にあるんじゃないか?俺に言いたいことが」
もしも今、目の前に萩原がいたならば、その表情はニヤニヤ笑いを抑えきれずさぞかし京子にとっては憎たらしかったことだろう。電話越しでさえその雰囲気を感じ取ってしまった京子は見透かされている悔しさに唇を噛み締めた。

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