優しい悪魔 3
「ふふっ…気持ちいい事してあげるよ」
透が蜂蜜を舐め取る。蜜壷から蕾へ一定の速度で…中指は蜜壷の中でゆっくりと動かされ、左手の親指でお尻の穴を刺激している。
『んはっ!んんんーーっ』
佐智子の蜜壷はヒクヒクと妖しい動きをしている。
「さっちゃん、いっちゃいそう?」
透が今まで触れなかった蕾に吸い付く、舌先で核心を撫でるようにしながら何度も、何度も吸い付く。
『んひぃっ!!』
佐智子が激しく体を震わせる。お尻の穴も蜜蕾もヒクヒクと痙攣している。でも透は行為を止めない。
佐智子の蕾が大きく膨らんでいる。透は優しく円を描きながら、蕾の核心を吸い続ける。
『んあっんんあぁぁあ!んーーーっ!』
佐智子が二度目の絶頂を迎え体を痙攣させる。蜜壷からは汁が溢れお尻の穴を伝う。
二度目の絶頂を迎えても、透は止めようとしない。更に優しく、佐智子の蕾を吸い続け、蜜壷を擦りお尻を責める。
『んひぃっひぃぃっ』
佐智子は目を開き鼻を膨らませる、息もできないかのように。
透の舌使いは絶妙だった、優しく蕾を舐めながら吸い付く。蜜壷の指も一定の速度を変えない。
いきなり佐智子の蜜壷が透の指を締め付ける。
『んがっ…んあぁぁぁあああっ』
三度目の絶頂を迎え痙攣する佐智子の蜜壷から、勢い良く潮が飛ぶ。透はそれを顔中に浴びて嬉しそうに…
「さっちゃんのこの姿を待ってたんだ」
佐智子は透の優しい微笑みを見ながら、深い闇に落ちて行った。
「さっちゃん、凄く感じてくれたね…気絶するほど気持ち良かったんだ」
優しい笑顔で眠る佐智子の耳元で囁く。
「でもね…まだまだこれからだからね…今はゆっくりお休み…」
優しい悪魔が囁く。
佐智子は、腹部の異様な不快感に目を覚ました。
さっきと変わらず、四肢は縛り上げられたままだ。
口の中のパンストだけは取り除かれていた。
首を持ち上げ、我慢できない痛みを訴える腹部に目をやる。
「!!」
そこは今まで見たことがない位に膨れていた。
……苦しい……っ
「やぁ。やっとお目覚めかい?気絶する程良かったなんて嬉しいょ。」
と微笑み、佐智子の苦痛に歪む顔を見詰め…透は何でもないことのように付け足した。
「あぁ。浣腸をね…1リットル程させてもらったんだ。栓をしてある。…苦しいかい?」
優しく微笑みながら、悪びれた様子もなく透が言う。
「ひぃ…は…はずしてぇぇ!!」
佐智子は腹部の苦しみに耐えきれず叫ぶ。
額からは脂汗を流し、涙で顔をグシャグシャにしながら苦痛に顔を歪める。
「だめだよ。まだ我慢しなきゃ…くくっ」
佐智子の苦悶の表情に透の右口角があがる。
佐智子の背中に、冷たいものが走る。そう、優しい微笑みの裏に隠された悪魔の微笑み。
「どうしてこんな事するの!!」
腹部の激痛に顔を歪ませながら、佐智子が透を睨みつける。